5月19日(月) ヤマシャクヤク
周りの株はすでに花びらを散らしていたのに、この一輪だけ残っていました。
さらには陽射しの届かない林のなかにも関わらず、まるでフットライトのように一筋の光がこの花を照らしていたのです。撮るときはなにせ夢中でなにも気づかなかったのに、あとで考えたら怖いほどにでき過ぎの話でした。
庭で咲く芍薬の美しさは当たり前として、こうしてひっそり開く白い一重はまた格別の趣です。幸運が凝縮した一輪だけに、その姿は眩しく脳裏に焼きつきました。
さらには陽射しの届かない林のなかにも関わらず、まるでフットライトのように一筋の光がこの花を照らしていたのです。撮るときはなにせ夢中でなにも気づかなかったのに、あとで考えたら怖いほどにでき過ぎの話でした。
庭で咲く芍薬の美しさは当たり前として、こうしてひっそり開く白い一重はまた格別の趣です。幸運が凝縮した一輪だけに、その姿は眩しく脳裏に焼きつきました。
<補注1> この写真の花は、雌シベ5本・花びら9枚で、残念ながらやや基準からはずれたものでした。そこでもう少し「標準」っぽいヤマシャクヤクを収録しました。(2011年4月26日)
<補注2> ベニバナヤマシャクヤクも収録できました。(2016年6月18日)
2007年のきょう<ツボサンゴ> 2006年のきょう<フランスギク> 2005年のきょう<チョウジソウ> 2004年のきょう<タチアオイ>
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コメント
はた衛門さん、おはようございます。
珍しいお花が続いておりますね。
さらに、山の中で木漏れ日がお花を照らしているなんて、
すばらしくラッキーです。
その場に居合わせることのできた幸運にしびれてしまいますよね。
気持ちが高揚して、午前中は知らないうちにはな歌がでたりして・・いかがでしょうか?
わたしもはな歌歌いたいなぁ~
投稿: ブリ | 2008-05-19 07:09
ブリさんへ:
運を使い果たしたんじゃないかと、あとで心配になりましたよ。
四国の知人がヤマシャクの花畑を見つけたそうで、
そういうすごい場所がまだあるのは、話に聞くだけでもうれしいものです。
投稿: はた衛門 | 2008-05-20 06:47
ほんとに出来すぎのシチュエーションっていうんでしょうか。
写真集のなかの一枚のようなヤマシャクヤクステキ~
投稿: ちゅいろ | 2008-05-22 14:12
ちゅいろさんへ:
おほっ、ちゅいろさんに写真をほめられると舞い上がってしまいますぅ。
あ、ほめてもらったのは腕ではなく運でしたね。トホ。
投稿: はた衛門 | 2008-05-23 06:49