道端とか畑の畦とかでしぶとく生きます。雑草という言い方は慎むようにしているというのに、
スズメノカタビラと並んで、ついこの二文字が脳裏をよぎります。
ボロと呼ばれる(注)のは、主に花後の綿毛のせいだと思います。しかし、
タンポポだって
ノゲシだって綿毛はあるのに、少し不公平です。
そう思ってシゲシゲ見たら、いまの時期には葉が毛むくじゃらで、とても汚らしい(まるで病気持ちみたいな)姿でした。もし、こんな最悪の時期に名づけられたのなら、哀れな運命としか言えなくて同情してしまいます。
<補注> ボロギクと名付けられたキク科の仲間(すべて属違い)として、ほかにダンドボロギクやベニバナボロギクがあります。
2007年のきょう<トウダイグサ> 2006年のきょう<センボンヤリ> 2005年のきょう<ボタン>
コメント
ノボロギク・・・去年ぐらいからうちの周辺で大繁殖してきてます。
名前にボロなんて付けられたのは可哀想だな~と思いますけど、あのすさまじい繁殖力を見ると・・・;;
西洋タンポポ並みです!
小さな花はじ~っと見ると可愛いんですけどね。
塾と宿題の合間に見させていただきます(笑)
投稿: みかん | 2008-04-06 20:36
そうそう、これ、知っています。
名前は初めて知りましたが。
ほんと病気のように見えますよね。
雑草という言葉、これで全て丸く収まっちゃうから不思議ですが、いけませんね。前の天皇も「雑草という草はない。」
と記者をたしなめていたのをTVで見たことがあります。
投稿: ゼンペイちゃん | 2008-04-06 20:49
みかんさんへ:
うむ、この花に美を見出せるみかんさんはずいぶん大人ですね。
PCで見ているのかな。それともケータイでしょうか。
ケータイ読者にはなにも配慮せずに作っているので、ちょっと心配です。
ゼンペイちゃんへ:
ああ、昭和天皇がそうおっしゃると、すごーく説得力がありますね。
丸めてしまいたいゼンペイちゃんのお気持ちも、
すごーくよくわかりますけどね(笑)。
投稿: はた衛門 | 2008-04-07 06:46