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4月26日(土) カラスムギ

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カラスムギでも麦秋と言えるのかどうか、あとひと月もすればこの苞頴(ほうえい)は白くなり、完熟した黒い種が顔を覗かせます。
2月の内から、もう穂はできていました。同じ穀物でも、お米とは収穫時期が半年ズレています。もっとも、いまやカラスムギは穀物ではなく、道端の雑草ですけれど…。
そもそもこれはオートミールの材料(注)ではあるものの、あれはどうも日本人の美意識では受け入れがたいところがあります。納豆を前にした欧米人と同じです。

<補注> 正確に言えば現在のオートミールの材料は燕麦であり、これはカラスムギの改良種と考えられています。
<追録> 志木近辺だとカラスムギはGW前後に咲きます。ただしその「花」に花びらはなく、黄色い雄シベの葯が見えるだけです。
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2007年のきょうルイヨウボタン> 2006年のきょうイヌザクラ> 2005年のきょうホタルカズラ> 2004年のきょうムクロジ

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コメント

カラスムギってオートミールの材料なんですか。
うーん、知らなかったです。
師匠、こういう知識って何処で得るのでしょうか?
植物好きが(失礼があったらお許しを)さらにそれに
関連することに深く知りたくなってのこと?
一つのことを追究していくということはこういうこと
なのでしょうか。

投稿: ゼンペイちゃん | 2008-04-26 19:27

ゼンペイちゃんへ:
ア、いただいたコメントのおかげで、本文の補足ができそうです(感謝)。
オートミールの材料を調べると、箱にはふつう「燕麦」と書かれているはずです。
向こうで言うOatsを、食品的には燕麦と言い、
植物的にはカラスムギと言っているようです。

投稿: はた衛門 | 2008-04-27 07:37

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