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3月31日(月) サラサモクレン

080331sarasa_c土曜日にニシキモクレンを載せたあと、そう言えば白木蓮と紫木蓮の愛の結晶?をもう一つ掲載し損なっていることに気がつきました。
錦木蓮は花びらの外側がほぼ紫一色なのに比べ、こちら更紗は紫の裾から先端に向けてボカシ模様です。花の大きさも、錦木蓮ほど巨大ではありません。
本来の更紗は複雑な染め模様ですが、植物の場合は花色が裾ボカシになっているものをこう呼ぶようです。更紗の名が冠されたものでは、サラサウツギサラサドウダンを過去に取り上げてあります。

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発見編 : 巨大ヒサカキ

080331hisakaki_bヒサカキというのは、きのう載せたのもそうでしたが、自然樹形で育っても、せいぜい2mくらいの高さの木だと思っていました。
ところがこれ、右の大きい方は高さが6m前後、幹の径も25cmほどありました。根方には赤い小さな祠があるので、たぶんその神木として対で植えられたのでしょう。

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番外編 : 好きですねえ

080330hanami
土曜はいい天気だったのに、あいにくと日曜日は薄曇。さらに午後からは雨が降り出して…。せっかく繰り出したこの方々、いったいどうなすったのやら。

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3月30日(日) ヒサカキ

080330hisakaki_bm25日のハナノキ、27日のキブシに続き、男と女の話です。春になったとて色気づく歳でもないのに、なぜか目についてしまいます。
さて、自然界では雄の装いの方が美しいことが多くて、ヒサカキも雄だけに覆輪模様がある?と思ったら、これは単に花びらの先端が枯れ始めているだけでした。
080330hisakaki_bf同じ場所にあった雌雄の木を比べました。こちらは若々しい雌花です。
雄花を枯れるまで待たせておいて雌が開花というパターンは、ハナノキがそうだったし、カツラもそうだし、雌雄異株の木に多いのかもしれません。おっと、雄がじらされるのはヒトも一緒でしたか(笑)。

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番外編 : Y字路

080330soudensen_b右に行こうか、それとも左…などと電気も迷うことがあるのかなァ。
ア、別に人生に悩んでるとかそんな洒落たことがあるわけはなくて、間抜けに青い空と、いかにも大儀そうに動かぬ雲と、何に遠慮するでもなく立ち尽くす鉄塔を見ていたら、オツムが春になっただけです。どれ、きょうは左へ行くとしますか。

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3月29日(土) ニシキモクレン

080329nisiki_b白木蓮があっと言う間に散り果て、さりとて紫木蓮が花開くにはまだ早いこの時期は、錦木蓮がその間をつなぐように咲き誇ります。
開花タイミングが白木蓮と紫木蓮の中間というだけでなく、内側が真っ白で外側が紫色の花びらは、まさしく両者の混血の証です。
一粒で二度おいしいのはキャラメルに限らずうれしいもので、花の開き加減や風の具合で眺めが賑やかに変化する楽しさがあります。いろいろな品種があり、紫の濃さや花の形が微妙に違います。

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3月28日(金) ミズバショウ

080328mizubasyou_b尾瀬に行ってきました…などと、白い花を見ながら真っ赤な嘘をついてみます。
先日のリュウキンカはどうも園芸品の逸出と見ましたが、果たしてこれも誰かの悪戯でしょうか。いかに崖下の湿地とは言え、志木の町なかでこういうものを見ると、単純には喜びにくいものがあります。
やはり環境に無理があるのか、白い花(仏炎苞)はうまく開かず、先も痛んでいます。とは言うものの、労せずして水芭蕉などという大物を撮影できたのですから、贅沢は言わないでおくことにします。

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番外編 : レントゲン

080328yabutubaki_touka花びらの透け具合を撮ろうとしたら、ヤブツバキの葉まで思いがけずシースルーで写っていました。太陽光線というのはすごいものです。
最近は日光浴のプラス効果よりも「害」が喧伝(けんでん)されますが、この一枚で納得です。美白を気にする淑女ならずとも、こんなレントゲンもどきに長い時間さらされるのは怖いことかもしれません。

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3月27日(木) キブシ

080327kibusi_b1ここでキブシの花を取り上げてから、もう三年になりました。再度載せるとなれば、少しは進歩が必要です。
最初の写真は昔と変わらず、見つけた感動そのままの一枚です。ただ、今年は花つきが良く、豪華さが倍増です。花穂の数も多いし、その長さも「木藤」などと妙な別名がつくだけのことはあります。2枚目写真で構図に入りきらずに曲げたものは、のばしたら19.5㎝ありました。
080327kibusi_b2さてこの写真では、上の1本が黄色っぽく、下の2本は緑っぽく見えています。
今回見つけた3本の木(雄1・雌2)それぞれから1本ずつ失敬したもので、上が雄花、下2本が雌花です。たまに雄花の方が長いとした説明がありますが、自分で見た限り、花穂の長さは雌雄と関係はなく、同じ木にあってもさまざまでした。
080327kibusi_b3そして下段の写真は花の内部です。雄(上)と雌(下)のどちらにも雄シベ・雌シベの両方があるので、各々の無用のシベは形ばかりのものとなっているようです。

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3月26日(水) キュウリグサ

080326kyurigusa_bたかだか2~3㎜の直径の花なのに、道端などでよく目立ちます。花弁のスカイブルーと中心部の黄色のコントラスト効果でしょう。
たくさんの蕾をつけた花穂の先が渦巻き状になっています。繊細・可憐な花色とともに、このカールがキュウリグサを見分けるときの大きなポイントです。
葉や茎を揉むと、名前どおりの爽やかな香りがホンノリと立ちます。この香りは、記憶のなかでは暑い夏とシンクロするのに、胡瓜が夏だけのものではなくなった今、こんな時期にこの香りに接しても違和感が少なくなりました。

<補注> 感じが似ているハナイバナはこちらです。(2010年5月11日)

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3月25日(火) ハナノキ(雄花)

080325hananoki_m_b二年前、同じ場所で同じころにハナノキの雌花を撮りました。そのときあきらめた雄花を、今年は15倍ズームでどうにかゲットです。
ハナノキは木が大きくなりやすく、雄株も雌株もとんでもない高さに花をつけます。遠くからなら木が赤く飾られてきれいでも、細部の撮影には泣かされます。
前回は雌花が盛り、雄花は終わり気味でした。今回は満開の雄株を尻目に雌株はまだ固い蕾でした。男は黙って愛の花、無駄と知りつつ咲かせます。寅です。

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3月24日(月) キクラミネウス水仙・ジャンブリー

080324cyclamineus_b30年も昔の、上の娘が初めて走り出したときの姿を思い出してしまうのだから、親ばかもいいところです。
はやる気持ちだけが前に行き、手足はついてこずに後ろに残る…いつも鼻の頭は擦り傷だらけでした。長じて陸上競技に進んだのを思うと、あのころから速く走ることには憧れていたのでしょう。
閑話休題、花びらの反り返る水仙群をCyclamineusと呼び、そのなかのJumblieという品種のようです。長女本人はこれを「金=キーン水仙」と名づけましたが、親父らしく「気くらみますね」と返しましょう。

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3月23日(日) フサアカシア

080323husaakasia2_b大きな木全体がまっ黄色に揺れているのが、はるかかなたからわかります。近くに寄ると、そこはかとない香りがします。そして小葉の付け根には蜜壷が…。
多くの植物は蜜を出すことも花の役割なのに、葉にも「花を持たせる」なんて、今風のワークシェアリングというヤツでしょうか。
その蜜壷(腺体)をはっきりと写せたのが今回の収穫です。ミモザがなんたら、モリシマアカシアとの違いはどうたら、とかはほかで書いたので、今回は省略です。

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3月22日(土) ミニアイリス

080322miniiris_bかつて『「縮み」志向の日本人』という書物がヒットしました。
いわゆる目からウロコで、なるほど言われてみれば…と自分の価値観の基底・基盤を知った思いがしたものです。せっかくの花ならば雄大に豪壮に咲けばいいものを、チマチマとした姿を好む心性が我々にはあるのでしょう。
10㎝ほどにしかならない背丈ですから、ウサギ小屋と揶揄されるこの国の住宅向きではあります。ただ、写真のようにふつうのアヤメ系(左後方の葉)と並べて植えると、なにやらうら寂しく感じるところが難点です。

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3月21日(金) アネモネ

080321anemone_bアフロディーテの涙だとか、アドニスの血だとか、とにかくこのアネモネの背景にはギリシャ神話の悲しい話があるようです。
そこからすると、赤い一重がアネモネの花の標準でしょう…と前振りをしておきながら、それではつまらないので、こんな賑々しいものを載せてしまいました。
一重・八重の違いだけでなく、花色も写真のものよりにもっと青いものや白やピンクなど、じつに多彩な変化があります。たまに、それらをゴチャマゼに植えた花壇を見かけると、その春らしさに思わず微笑んでしまいます。

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3月20日(木) 房咲き水仙・グランドモナーク

080320grandmonarch_bひょろんとのびた花びらが、ジョーカーだったかピエロだったか、厚化粧した顔を包むかぶり物を思わせてくれました。
そんな軽妙な見かけとは正反対に、お名前はじつにご大層です。皇帝(モナーク)の上にグランドがつくとは、まるでルイ14世(太陽王)並みではありませんか。作出した人のこの花への思い入れがしのばれます。
ニホンスイセンと同じく房咲き水仙に分類されますが、開花時期だけでなく、雰囲気がかなり違います。やはり大王様にはベルサイユあたりのお庭が似合うようです。

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3月19日(水) ロドレイア

080319rhodoleia_b和名のシャクナゲモドキは花の感じをつかんだもののようで、一つひとつの花は確かにそんな風情があります。ただし、石楠花の花はボール状に広がるのに、こちらは下向きに開くだけです。
葉の艶と大きさ、それに葉柄の色はまるでユズリハを思わせます。見上げるほど高く、この木は4mほどありました。
ロドレイアにはいくつか品種があるのに、比較対象に恵まれなくて特定する自信が持てません。美しい木なので、これからは目にすることが増えるはずです。

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3月18日(火) ヒメリュウキンカ

080318ryuukinka_b1近所の土手の裾、やや湿っぽい場所でえらいものを発見です。見栄を張るようですが、まさか立金花が咲くほど志木の町が自然豊かだったとは驚きです。
ただ、本当のリュウキンカなら花びら(萼)は5枚なのに、これは倍もあるので園芸種のようです。誰かが植えつけたものかもしれません。(注:下に追記したように、あとで素性がわかりました)
080318ryuukinka_b2開いた花の鮮やかな黄色に目が行きがちですが、2枚目写真の蕾でわかるように長くのびた茎が「立金」の名の由来です。

<補注> この記事の掲載時にはタイトルを「リュウキンカ」としていましたが、その後、これは園芸種であって、ヒメリュウキンカと呼ぶべきものであることがわかりました。記事は当初のまま、タイトルだけを訂正します。(2009年2月8日)

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3月17日(月) マツバギク

080317matubagiku_b三日にあげずマツバギクもないものだと反省はしながらも、さても驚きの巨大な花を見つけてしまいました。
残念ながら物差しを持っていなかったので、そばにあった野菜の種袋と比べることで大きさがわかるようにしてみました。右端の一番大きな花は袋の長さの半分はあるので、直径が7~8㎝にはなるはずです。
色はノーマルな濃ピンクでも、サイズはふつうの倍ほどで、園芸業界の開発努力のたまものなのでしょう。それにしても、夏のイメージが強いマツバギクを3月中旬から見るのは、いささか落ち着かないものです。

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3月16日(日) マメイヌツゲ

080316mametuge_b低く刈り込まれた生け垣が、遠くからだと黄色い花をつけているように見えて、勇んで近づいたら肩透かしを食いました。
しかし、落ち着いて見れば、これはこれで面白く思えます。今の時期だけ、若葉が黄金色に輝いて展開してくるのでしょう。葉が反って立体的な上にこの色艶ですから、いささか作り物にも見えてしまいます。
さてそのサイズと言えば、物差し代わりの人差し指がガリバー状態になってしまうほどの可愛らしさです。ちょいと小さな枝をいただいて、ミニ盆栽に育てる手があったかと気づいたのは帰宅してからでした。

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3月15日(土) クサノオウ

080315kusanoou_b地面にへばりついていた根生葉から若葉が立ち上がってきました。あたかも地中から春のエネルギーが湧き出してくるようです。
そして、陽光に白く輝く毛が、その溌剌の気を倍加して感じさせます。まるで動物の赤ちゃんが草むらで眠っているみたいに見えます。
ここに黄色の花が咲き乱れるのはあとひと月先のことです。と言いながら、たったのひと月でこの赤ちゃんがそこまで成長することに驚きます。それに比べてわが身は…などと野暮は言わないことにしておきます。

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3月14日(金) マツバギク

080314matubagiku_bこりゃまた不思議な、と思い、とりあえずシャッターを押しました。
どうみたって造りは松葉菊なのに、いったいその花色はなに?と一人つぶやきながら、ひとさまのお庭にカメラを向けていたわけです。でも、きみまろのおかげで少し離れて撮れるようになって、不審度は半減したと思います。
帰宅して新聞のチラシを見ていたら、あらら、これとそっくりのものがホームセンターで売り出し中でした。松葉菊といえば濃いピンクのイメージだったのに、今どきはこのオレンジとか、ほとんど真っ赤のものとか、なんと白花まであるようです。

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3月13日(木) ヒメカンスゲ

080313himekansuge_bきのうに続いて渋い画像です。ただし、これでも立派な開花写真です。
茎の先の白いブラシが雄花、その下側で茎がやや毛深い程度に見えるのが雌花です。正しく言えば、雄小穂から雄シベの葯が吹き出し、その花粉を受けようと雌小穂から柱頭が飛び出している状態です。
雌雄の小穂は苞から出ているわけで、先に茎と言ったのも、本当は苞の鞘と言うようです。この部分に赤みがあり、葉幅が狭い(4㎜前後)のが特徴で、ふつうのカンスゲ(寒菅)と比べると「姫」を実感します。

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3月12日(水) オオハナワラビ

080312oohana_b新たな知識が増えると、過去記事の内容に冷や汗タラリです。
あのときはフユノハナワラビしか知らなくて、林のなかでたまたま(初めて)それらしいものを見つけて快哉を叫んだのでした。ところがハナヤスリ科ハナワラビ属には20種以上も仲間があることがだんだんにわかり、今度見つけたこれと、前のもの(嵌め込み)との違い探しに必死です。
直立して姿の派手(怪異)な胞子嚢穂だけに注目しがちですが、見分けポイントは地面を這うような栄養葉の方でした。葉先がギザッとしている今回のものがオオハナワラビで、一方のフユノハナワラビは丸い感じだそうで、冷や汗タラリの過去記事はどうやらセーフだったようです。

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3月11日(火) アセビ

080311asebi_bこの花の形と質感のせいで、月並みながらどうしてもランプを連想してしまいます。
おととしは、大正浪漫風のすりガラスのシェードみたいな花を見つけました。あれに比べると、今年の一枚はぐっと現代風になって、まるで内部にLED光源が入っているように見えます。
早い年だとアセビの開花は2月1日に報告したこともありました。どこか決めた一本で定点観測すればいいものを、あちこちつまみ食いして歩くもので、開花記録としてはさっぱりアテになりません。反省ばかりの人生です。

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3月10日(月) ユリノキ

080310yurinoki_b1初夏に咲く花に苦心惨憺したのが遠い昔に思えるほど、今年はきみまろのおかげで、高い枝の先の「冬の花」をも楽々撮影できました。
080310yurinoki_b2もう少し白ければ、本当に花と勘違いする人がいそうな形です。花弁のような部品は翼果で、中心の軸にたくさんついていたのが順に飛び、付け根部分の最後の一層が残っていました。
これだけ多くの種が風に乗って旅をするのだから、そこら中がユリノキだらけになってよさそうなのに、その芽吹きを見たことがありません。実生の苗を見つけるのと3億円があたるのは、いったいどちらが先でしょう。

<補注> この記事から7年後、ユリノキの実生苗をようやく見つけることができました。(2015年7月14日)

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番外編 : カイピリーニャ

080309caipirinhaブラジルではこうやって飲むのがポピュラーだそうで、そのためのピンガ(サトウキビの蒸留酒)・ライム(らしき果実)・粉砂糖をセットで土産にもらっちゃいました。
クピクピッと飲めて、怖いおいしさです。本当はライムだけ入れるところを、手近にあったほかの柑橘類も混ぜてカラフルにしてみました。

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3月9日(日) ユキワリイチゲ

080309yukiwari_b草木に向かう自分のいでたちを思うと、季節の移ろいを実感します。先月、同じこの花を撮ったときの毛糸帽と手袋はなくなり、コートはずっと軽くなりました。
あ、いやいやオジサンの身なりの話ではなくて、名前は雪割と勇ましくても、やはり花がきれいに引き立つには時期が大切だったという話です。
気の早い一輪・二輪が寒風に揺れていたのと比べると、薄紫の絨毯…はウソとしても、どの花を撮ろうか目移りする賑わいです。虫もうれしそうでした。

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3月8日(土) ハナキササゲ(オオアメリカキササゲ)

080308kisasage_b1割れた莢(長さ20~30㎝)の内側が白く輝いて、折からの風にあおられている様子はまるでモビールです。
てっぺんが見えなくなるほど大きな木が、初夏に白い花に埋もれるのはじつに豪華な眺めでした。それが盛夏には名前どおりの細長い実となり、今ごろにこういう美しさを見せてくれるという仕掛けです。
080308kisasage_b2莢には薄い羽状の翼を持つ種が貼りついていました。強い風を待って、一枚ずつはがれて飛び立って行きます。3㎝ほどの翼の中央に、薄くて小さな種があります。

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3月7日(金) バショウ

080307basyo_b大正レトロの街灯か、はたまた前衛アートのできそこないか、いずれにせよ、ありきたりの草花の美しさとはかけ離れたゲゲゲな姿です。
夏には大きな若緑色の葉がいかにも涼しげだったのに、それはもはやすっかりクラフト紙と成り果て、こんなグロテスクな花序だけが目立つようになりました。
これだけ見上げたアングルですから、枯れてはいてもかなりの高さ(4m超)です。その幹にあたる部分が、じつは幹ではなく葉鞘、つまり偽茎なのです。こんなに大きくても、バショウは「草」なのでした。

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3月6日(木) テンリンジガッコウ(椿)

080306tenrinji_bお口のまわりがきな粉だらけだけど、どことなく品のある嬢ちゃんという感じです。
とある病院の前庭で、名札をつけたまま咲いていました。おかげで調べる手間は省けたのですが、好事魔多しとはこのことでした。
その名札には「ワビスケ(天倫寺月光)」とあったのです。え、侘助って葯が退化しているのが特徴では…?と思い、帰宅後に調べたら、これは「侘芯椿」で侘助とは違うそうです。深い世界です。深く考えても無駄なので、浅い理解としておきます。

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3月5日(水) シュロ(ワジュロ)

080305wajuro_b曲がったことが大嫌い、という御仁が世間にはいるもので、どうにも扱いにくくて往生したりします。
そんな思いがあるせいか、じつは棕櫚の木を見ると気詰まりでなりませんでした。地面から生えたら最後、何が何でもまっすぐ曲がらず空に向かうしか芸のない、頑固爺みたいなヤツだと思っていたのです。
それがなんと、棕櫚だってこれこのとおり、曲がるときは曲がるのでした。例の歯医者さんに教えてあげようかしらん。「切るなんて荒ごとはやめて、縄で引っ張って曲げちゃう手もありますよ」って…。

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3月4日(火) イチョウ

080304ityou_bネコアスです。猫のアスレチック…、飼っていた猫に、これとそっくりの梯子を作ってあげたことがありました。
もっとも、当の猫はそんなお仕着せよりは障子や壁を昇るのがお気に入りで、家中ボロボロにしてくれました。おっと、ここは猫ブログではありませんでした。
イチョウの葉芽だと思います。こんな妙チキリンな姿だとは、初めて知りました。若葉が展開すれば、「清新の気とはこのことか」と感動する景色になるのに、その舞台裏を覗いてしまった気分です。

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3月3日(月) ボクハン(椿)

080303bokuhan_bハタザクラのお仲間です…と言うと「椿と桜を一緒にするな」と怒られそうです。しかし、雄シベが花びらになりたがるのは桜に限りません。
その「元」雄シベ部分まで赤いこのタイプは、ボクハン椿のなかでもジッコウ(日光)と呼ばれ、中心部が白いガッコウ(月光)とは簡単に区別できます。
ただ、全部が赤い唐子咲き(ボクハンのような咲き方)にはいろいろ種類があって、素人には判別し切れません。きょうは大雑把にボクハン椿の紹介とします。

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3月2日(日) ケンポナシ

080302kenponasi_b野歩きしていたら、タツノオトシゴがミイラになったみたいな不気味な物体を足もとに見つけました。配管パイプのようにL字型やT字型に曲がった独特な形のおかげで、ケンポナシの実であることがわかります。
秋にはあのカリッと爽やかな味のした実が、ひと冬を越すとこんなグロテスクな姿になるとは思いもしませんでした。
干からびてしまったのはそのおいしかった偽果の部分で、本来の種は先端の丸い殻のなかです。朝顔のそれのような薄皮を割ると、黒や紫や茶などに色づいてツヤツヤと輝く種が出てきました。

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3月1日(土) カリン

080301karin_bきのうの芙蓉の実や種にはまだ「美」が潜んでいたのに、きょうはまったくの食べ屑です。ただ、これは見つけてうれしい屑でした。
3週間前、「食料」としての果実をむなしく朽ちさせる国状を憂えたものですが、石のように硬いカリンの実をここまでほじくるとは、立派なヤツがいたものです。
この残骸が落ちていた近くにカリンの木はなく、もっとも近くて30mは向こうです。これだけの距離を運べて、こんなほじくり方ができるとは、これはたぶんカラスの仕業でしょう。樹上から白爆弾を降らす困り者も、少し見直してあげましょう。

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