
曲がったことが大嫌い、という御仁が世間にはいるもので、どうにも扱いにくくて往生したりします。
そんな思いがあるせいか、じつは棕櫚の木を見ると気詰まりでなりませんでした。地面から生えたら最後、なにがなんでもまっすぐ曲がらず空に向かうしか芸のない、頑固爺みたいなヤツだと思っていたのです。
それがなんと、棕櫚だってこれこのとおり、曲がるときは曲がるのでした。例の歯医者さんに教えてあげようかしらん。「切るなんて荒ごとはやめて、縄で引っ張って曲げちゃう手もありますよ」って…。
2007年のきょう<ミツバツツジ> 2006年のきょう<オウバイ> 2005年のきょう<ネコヤナギ>
コメント
あれ、曲がる棕櫚なんですね。
そういえば会社にある2本の棕櫚は、なんと4mぐらいの高さになっていて、やっぱり真っ直ぐです。
曲がってくれないかな?
投稿: ゼンペイちゃん | 2008/03/05 18:56
ゼンペイちゃんへ:
まあ、ここまで根もとが傾いているのに空に向かうのですから、
ぜったいにまっすぐが好きな木なんでしょうね。
ふふ、会社の木に縄をかけて曲げてみますか。
あ、早期退職になっても責任取れませんけど(笑)。
投稿: はた衛門 | 2008/03/06 06:27