野歩きしていたら、タツノオトシゴがミイラになったみたいな不気味な物体を足もとに見つけました。配管パイプのようにL字型やT字型に曲がった独特な形のおかげで、
ケンポナシの実であることがわかります。
秋にはあのカリッと爽やかな味だった実が、ひと冬を越すとこんなグロテスクな姿になるとは思いもしませんでした。
干からびてしまったのはそのおいしかった偽果の部分で、本来の種は先端の丸い殻のなかです。朝顔のそれのような薄皮を割ると、黒や紫や茶などに色づいてツヤツヤと輝く種が出てきました。
2007年のきょう<ラナンキュラス> 2006年のきょう<ヤマノイモ> 2005年のきょう<ギンヨウアカシア>
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