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3月29日(土) ニシキモクレン

080329nisiki_b
白木蓮があっと言う間に散り果て、さりとて紫木蓮が花開くにはまだ早いこの時期は、錦木蓮がその間をつなぐように咲き誇ります。
開花タイミングが白木蓮と紫木蓮の中間というだけでなく、内側が真っ白で外側が紫色の花びらは、まさしく両者の混血の証(注)です。
一粒で二度おいしいのはキャラメルに限らずうれしいもので、花の開き加減や風の具合で眺めが賑やかに変化する楽しさがあります。いろいろな品種が作られていて、紫の濃さや花の形が微妙に違います。

<補注> ニシキモクレンには二度咲き性質が潜んでいるらしく、また、萼までが母種二つの中間形質であることに気づきました。(2022年3月30日

2007年のきょうカラシナ> 2006年のきょうアマナ> 2005年のきょうキブシ

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コメント

このモクレンは、ニシキというんですか?モクレンの紫かピンク種と思っていました。
一色でなく花びらの裏側だけに色がついているところがにくいですよね。

投稿: ちゅいろ | 2008-03-29 14:17

お早うございます。
ニシキモクレンを念頭において
昨日モクレンを撮ったのですが
ニシキモクレンとサラサモクレンとは
違うものでしょうか?

投稿: ryoi | 2008-03-30 05:27

失礼しました。
ちゃんと2005年の4月のシモクレンのところで
別名になっていますね。
しかし区別はどうやってつけるのでしょう?

投稿: ryoi | 2008-03-30 05:39

ちゅいろさんへ:
リバーシブルのコートみたいでしょ。
開花時期と花の色が、ウソみたいに白木蓮と紫木蓮の中間で、
俗に「足して二で割る」というのが、これこれ!という感じです。

ryoiさんへ:
サラサはこちらです。
http://hatazakura.air-nifty.com/blog/2010/04/426-8b57.html
ニシキは、外側と内側の色が違い、
外側の紫には濃淡はほぼありません。
ただ、どっちともつかない微妙なものもあって、
園芸種なので深追いはあきらめようと思っています。

投稿: はた衛門 | 2008-03-30 06:59

昨日、蓮華寺池公園への散歩の時、早速教えていただいた
ヒメシデコブシを披露しましたよ。
少し、枯れかかっていますが、まだ十分鑑賞できる状態でした。ちょっと鼻高々でした。しかし、名前を覚えるのって大変。「もう歳」だからと言いたいところですが、単に物覚えが悪いだけでした・・・。

投稿: ゼンペイちゃん | 2008-03-30 17:43

ゼンペイちゃんへ:
はい、名前を覚えるのは苦労しますよねえ。
見かけるたびに唱えるしかないと思い、あちこちで
ブツブツ・ブツブツとやっています。
そう言えば、きのう、ものすごく豪華なヒメシデコブシを
見かけました。

投稿: はた衛門 | 2008-03-31 05:46

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