ひょろんとのびた花びらが、ジョーカーだったかピエロだったか、厚化粧した顔を包むかぶり物を思わせてくれました。
そんな軽妙な見かけとは正反対に、お名前はじつにご大層です。皇帝(モナーク)の上にグランドがつくとは、まるでルイ14世(太陽王)並みではありませんか。作出した人のこの花への思い入れがしのばれます。
ニホンスイセンと同じく房咲き水仙に分類されはしても、開花時期だけでなく、雰囲気がかなり違います。やはり大王様にはベルサイユあたりのお庭が似合います。
2007年のきょう<カブ> 2006年のきょう<スズメノカタビラ> 2005年のきょう<ハクモクレン>
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