きのうに続いて
渋い画像です。ただし、これでも立派な開花写真です。
茎の先の白いブラシが雄花であり、その下側で茎がやや毛深い程度に見えるのが雌花です。正しく言えば、雄小穂から雄シベの葯が吹き出し、その花粉を受けようと雌小穂から柱頭が飛び出している状態です。
雌雄の小穂は苞から出ているわけで、先に茎と言ったのも、本当は苞の鞘と言うようです。この部分に赤みがあり(注)、葉幅が狭い(4㎜前後)のが特徴で、ふつうの
カンスゲ(寒菅)と比べると「姫」を実感します。
<補注> ベニカンスゲという別名はここに由来するようです。
2007年のきょう<オガタマノキ> 2006年のきょう<ダンコウバイ> 2005年のきょう<シキミ>
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