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2月29日(金) フヨウ

080229huyou_b誰にも二面性というのはあるものかしれませんが、芙蓉の様変わりにはジキル博士も驚くことでしょう。
夏の花、特にあの白の株を庭の片隅に見るだけで涼風が吹き渡る思いがします。ああ、それなのに、この毛むくじゃらの姿はいったいどうしたというのです。
と噛み付かれても芙蓉には迷惑な話ですか。別にオジサンの厚着とはワケが違うのだし、割れる前のまん丸い蒴果はかわいらしかったし、種だって風に乗りたいし…、としみじみ眺めてみました。

<おっとビックリ> きょうは閏年のプレミアム・デーでした。「草木365日」にはまだこの日がなくて、きょうの過去記事リンクはお休みです。あれ? ということは、きょうの記事はこの先しばらく日の目を見ないことになります。芙蓉さん、ごめんなさい。

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2月28日(木) シシガシラ(寒椿)

080228sisigasira_bこの二日間、変な名前の草木が続きましたが、逆に膝を打つものもあるわけで、この獅子頭という名は勇ましくて美しくて、いい響きです。
ただし、寒椿の品種名なので、タイトルは「カンツバキ(獅子頭)」とすべきでしょう。おとといも、「ウメ(黄梅)」が本来表記なのに、悪戯心を抑えきれず…。
というマッチポンプの解説はさておき、話題は獅子頭です。寒椿の常態は半八重であり、黄色のシベ部分は露出するのですが、この獅子頭は花びらが半球状に重なるので、シベはそこに埋もれて見えないのがポイントです。

<補注> 単にシシガシラと言えば、ふつうはシダの一種類を指します。

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2月27日(水) ナツトウダイ

080227natutoudai_bきのうに続いて、きょうのタイトルも首が大きく傾きそうです。まだ冬の2月なのに、「夏」とはこれ如何に?
そもそも命名ミスだったらしいという話は去年の5月に紹介しました。そんな他人の傷口に塩を擦り込むような写真で気がひけますが、夏どころか春さえ待たず、もう花が開いているようです。
茎や葉が赤いのは霜焼けしたせいではなく、今年の若芽である証拠だと思います。とは言うものの、油断して今まで観察せずにいたので新芽と言い切る自信はなく、とりあえず暫定報告としておきます。

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2月26日(火) オウバイ(梅)

080226oubai_bオウバイと聞けば、ふつうはモクセイ科の合弁花が脳裏に浮かぶはずです。しかし、このオウバイは花弁が退化しているとは言えまさしく梅で、雄シベ(葯)の黄色が目立つので、黄梅を名乗る権利は大ありなのです。
問題は、両方が黄梅では世間の混乱が深まることです。
どうしてこんな面倒なことに…、と調べたら、あらら、これもまた牧野博士の仕業(!)でした。薄黄梅(ウスギウメ)くらいにしておけばよかったのに、と思ったものの、薄着ではまだ寒い(笑)ですから、仕方ないとしておきます。

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2月25日(月) アオキ

080225aoki_bひと月ほど前にもアオキは登場しました。そのときは、ほかの正常な実が真っ赤なのに、虫こぶになったものは青いままの小瓢箪でした。
虫に占領された実は生長をとめるのかと思ったら、いびつな形のままで色づいてきました。横取りされているにもかかわらず、しっかり息づいているのです。
何かと言えば「取った・取られた」と争っている自分たち人間のことが恥ずかしくなってきました。別に小賢しい理屈を振り回さなくても、お互いがうまく融通しあうのが自然の摂理ということでしょう。

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番外編 : あえなく(吹上御苑落選)

080224rakusenもったいなくも千代田区千代田1-1から到来のおハガキです。だがしかし、内容はつれないです(嘆息)。
禁断の園を覗かせていただく催しがGWにあるということで申し込んでみたのですが、競争倍率はどのぐらいだったものやら。
この手のアタリ物にとんと弱いお人です。

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2月24日(日) カンザクラ

080224kanzakura_bパァーッと行きましょう、パァーッとォ!!という声が聞こえそうなぐらいで、やはり桜の華やぎは別格です。
寒桜はここに二度目の登場で、辛気臭い写真が続くので、ついそそられます…と言い訳のために調べた過去記事でとんでもないことを発見しました。
なんと、以前載せたのは1月11日でした。同じ木の同じような満開状態にひと月半近くもの開きがあるとは驚きました。寒いときに咲く桜は花持ちがいいのだそうで、ありがたみが少し減りました。

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2月23日(土) サザンカとカンツバキ

080223sazanka_b真っ赤な葉のツバキに出会ってうろたえたのは先月でしたが、今度はサザンカ(写真1枚目)の葉が色づいているのを見つけました。
隣町の公園でのことで、折よく庭師さんが手入れの最中でした。お話しを伺うと、葉が赤いのは紅葉などではなく、根詰まりした救援信号だということでした。
080223kantubaki_b帰り道、今度はカンツバキ(写真2枚目)の葉が色づいていました。
先刻の山茶花よりも赤色は深いものの、件の不思議椿には及びません。これらがみな根詰まり現象なのか、追跡するのが楽しみです。

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2月22日(金) フィカス・アルテッシマ

080222ficus_alt_b30年以上も前から再開発をしていた浦和の駅前に、ついに大型のショッピングセンタービルがオープンしました。
別にここに限らず、さえない景気のわりに大きな商業施設ができ続けるのは、イージス艦と同じで「急には止まれない」からでしょう。四半世紀も前にはイケイケドンドンで企画したのでしょうが、今後の立ち枯れや共倒れが心配になります。
あらら、経済学者のマネはやめましょう。黄色い葉脈がきれいなゴムの木の仲間は、そのビルのなかにたくさん置かれていました。施設の今後は不透明でも、グリーンだけは元気に育ってほしいものです。

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2月21日(木) ユキワリイチゲ

080221yukiwariitige_b1この冬、何度か見舞われた雪の日に撮影できれば、名前どおりの姿になっていたのにと思うと、少し残念です。
もっとも、実際に雪を割って花が咲くのではなく、厳冬期に花芽がつくことを言っているようです。埼玉近辺での花盛りは来月らしく、今はホンの咲き始め状態です。
080221yukiwariitige_b2雪割草とか○○イチゲとか、紛らわしい名前の早春植物がいろいろありますが、雪割一華の特色は、ミツバに似た形の葉です。もともと暗色の葉が、ひと冬を越してきて汚れっぽいのが少し哀れです。

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2月20日(水) ウグイスカグラ

080220uguisu_b気の早い蕾はピンク色にぷっくり膨らんできているウグイスカグラです。その花は05年06年に掲載済みなので、きょうは渋く托葉に注目です。
先日、仲間のスイカズラにも同じパーツを見つけました。新しい枝が展開したら、古い托葉はどうなるのか、興味津々というところです。
ただ、5日にスイカズラを載せたあと、ほかの場所のものを調べても托葉は見つかりませんでした。小さなパーツなのに、その仕組みを理解するのは大いに難儀です。

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2月19日(火) バイモ

080219baimo_b頬を刺す風は耐えがたくても、頭上でハンノキが花開き、足もとでバイモの若葉がのび始めると、そろそろ冬も終わりと実感します。
春に咲く花はやや地味で奥ゆかしい佇まいですが、それに比べると今の時期に萌え出す葉は猛々しいほどの力にあふれています。
お浸しにして酢味噌など乗せたら酒に合いそうだと思ったものの、念のため調べたら、鱗茎はアルカロイド系の有毒でした。葉までダメかは不明なものの、今夜のアテはネギぬたに変更とします。

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番外編 : 福の効き目

Hukumituya金沢の福光屋が出しているミネラルです。
ペット用のペット水まで出現している激戦区ビジネスとは言え、おまけで158円(500ml)ずつ稼げるなら御の字ではないでしょうか。
井戸が枯れ、水道で醸造している蔵もあるご時世、こんな余禄を享受できるとは、やはり屋号の「福」が効いています。

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2月18日(月) ハンノキ

080218hannoki_bおとといのベンジャミンと変態の度合いを競っていそうなハンノキの「開花」です。
垂れ下がった雄花の色が、12月初旬とは明らかに違います。花びらはなくても立派に花粉を放散し、きな粉をまぶしたように見えます。鳥や虫の助けを必要としない風媒花なので、派手な飾りがありません。
お相手の雌花は株元方向で赤紫色に「咲いて」います。すでに幾粒か花粉を受けています。今はマッチの頭の半分程度でも、熟すと鶉の卵ほどに大きくなります。

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2月17日(日) フクジュソウ

080217hukujusou_b1_3春の使者として情緒的に語られることの多いフクジュソウも、別の角度から見つめてみれば、なかなかのシタタカ者でした。
080217hukujusou_b2_3お椀型の花の効果を丼で実験したところ、その内外の温度差が最大で6度(丼内28度VS外22度)ありました。パラボラ効果は絶大で、この暖かさに魅せられた虫に、確実に交配を促進してもらうしかけです。
さらに花の色も、虫の可視領域に照準がピッタリ(鳥は赤が好き)です。しかも全草が劇薬(!)というあくどさで、人間その他の貪欲な動物たちから身を守っています。まさに可愛い悪魔というところです。

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2月16日(土) ベンジャミン

080216benjamina_bきのうのホルトノキに続いて、きょうも実かと思いきや、これは花です。
冬場の苦し紛れから、ついに嘘つきブログになり果てた?…いえいえ、イチジクを思い起こせば、これが花であることは不思議ではなくなります。ベンジャミンはクワ科で、イチジクと同じ仲間でした。
こういう性質を隠頭花序(いんとうかじょ)というそうです。言われてみれば、膨らんだ先端にはイチジク状の赤いおヘソがあります。小さすぎて、イヌビワと同じように食用には向かないのが残念です。

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2月15日(金) ホルトノキ

080215horutonoki_b以前、大分でタクシーの運転手さんにこの木(立派な並木)を教えられました。暮れの南紀の旅でも見かけて、これが育つ暖地をうらやましく思ったものです。
そんな憧れの木を都内で発見してしまい、喜んでいいのか嘆くべきか、ほぼハムレットです。さすがに自生ではなさそうですが、5mほどには育っていました。
小指の先ほどの実がチャームポイントです。夏には一風変わった花がつくので、その撮影が楽しみです。きのうも同じことを書きました。忙しい夏になりそうです。

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2月14日(木) コバノカモメヅル

<タイトル訂正> 掲載当初はタイトルを「カモメヅル」としていましたが、夏の花でコバノカモメヅルであることが判明したので、改題しました。(2008年8月15日)

080214kamomeduru_b本当は表題をカモメヅル「類」とすべきでした。この仲間はすべて○○カモメヅルと呼び分けるようなのです。
そのなかでは、コバノカモメヅルというのに当たりをつけたのですが、なにせ冬枯れの果てのことで、手がかりが少なすぎます。ガガイモ科であることが歴然とした莢だけが、種をまだわずかに残していました。
夏には臙脂色で星型の花をつけるというので、この場所は徹底マークです。その花や、微妙に形の異なる葉が「○○」特定のカギらしく、夏が待ち遠しくなります。

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2月13日(水) カマツカ

080213kamatuka_b鳥が今ほど人間の食べ残しにありつけなかったころも、木々の実をこうして食べ残したものなのか、そういう記録や記憶がどこかにあればいいなと思います。
カマツカやガマズミの赤い実が渋い色に変わって残るのは、それはそれで美しいのですが、鳥の世界まで物余りだとしたら怖いことです。
ひとつ千切って齧ってみました。旬のときは、味は人間向きではないにしても瑞々しかったものが、完全に干からびていて、いくら物好きでも吐き出すしかありませんでした。カマツカの寒晒しは見て楽しむもののようです。

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2月12日(火) オーブリエチア

080212aubrieta_b名前がどうも堅苦しいとは思うものの、園芸的には和名(ムラサキナズナ)よりも学名そのままのこの名の方が通っているようです。
本来は3~4月の花ですが、寒さには強いので日当たりが良ければこんなに早く開きます。逆に夏越しが苦手で、去年のウチの株は自然消滅してしまいました。
背丈が低くて(15㎝程度)、這うように広がるので、ナズナと呼ぶのも道理(どちらもアブラナ科)です。ただし、一方はあくまで路傍の草なのに、こちらは花壇で大切にされるというご身分です。

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2月11日(月) タチヤナギ

080211tatiyanagi猫柳に見えてしまいそうですが、とんでもなく違います。軽く10mは超す高さなのです。
蕾(花)の姿からヤナギ科ではあろうと思うのですが、なにせ手がかりは高さと蕾と、それにテッペンに数枚残る笹のような形の葉だけなので、きょうの名前はかなりの暫定とします。
タチヤナギの解説を見ると、「枝が直立する」とあるのは意を強くするところです。ただ、さらに大きいオオタチヤナギとか、葉の細さがよく似ているオノエヤナギとかもあって、もう少し調べが必要です。

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2月10日(日) ハマボッス

080210hamabossu_bやや奇妙な響きの名前は立派な日本語で、浜払子とあてます。
お坊さんが左右に振る、あの白い毛の箒みたいなのが払子(ほっす)です。初夏、茎の先に白い花が総状につくので、それをなぞらえたものでしょう。浜は文字どおりで、海岸に多いことを示します。
さて、夏でもなく浜でもないところ(公園の展示室)でなぜこれかと言えば、盆栽のような鉢仕立てを見つけたからです。暖かくなれば背丈がのびる茎も今は寸詰まりで、陶質の輝きを放つ葉が緻密に重なり、なかなかの観賞価値でした。

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2月9日(土) カリン

080209karin_bなにもジャガイモの姿まで載せなくても、と思われそうです。しかし、現場の香りが届けば、そんな誤解はありえません。
完熟のカリンの実がこれだけ集まると、この香りだけで満腹になりそうです。新式のダイエット法として売り出してみましょうか。
とバカなことは言わずに、真剣に日本の行く末を案じることにします。ことがカリンならまだしも、蜜柑も柿も、みんな食べてもらえない時代です。毒入加工品を食べながら、お手々つないで亡国の淵へ突き進みましょう。

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2月8日(金) シシガシラ

080208sisigasira_bゼンマイワラビが山菜として珍重されるのは、それが春に芽吹く若芽だからで、同じシダ類でもこのシシガシラは緑のまま冬を越します。野道を歩くと、周りの枯れ色を尻目に得意げに目立っています。
シダのなかでは基本的な種類だそうで、そのカッコいい名前と合わせてしっかり覚えてしまおうと思います。
緑で残る葉は栄養葉で、裏側(指でつまんだ葉)に胞子嚢がありません。夏に胞子を撒いた胞子葉(写真両端の茶色い葉)はすっかり枯れて、干物のような残骸と化しています。男としてはいささか同情したい姿です。

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2月7日(木) ビワ

080207biwa_b最近のマスコミは中国産品の批判に躍起ですが、なにを今さらの感、濃厚です。君子危うきに近寄らずと言ったのはかの国の先哲でしたから笑えます。
ところがなかなか危険回避しきれないのが蜂蜜で、スーパーの棚などはほとんど毒物展示会の様相です。したがって、少し気の利いた店で選ばなくてはいけないのですが、そうなるとこれがなんともお高いのです。
ビワの花だけの国産ものを買おうとすると、しばらくはお酒を控えめにして予算捻出しなければなりません。しかし、どうやって蜜蜂さんはビワからだけ採蜜するのかと思ったら、冬は花の種類が限られるので、単一の蜂蜜ができるのだそうです。じゃあ、春先はどうするのか気にはなりますが、詮索はほどほどにして、花の香りとよく似た爽やかな味わいの「高級」蜂蜜をじっくり味わうことにします。

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2月6日(水) シュロ(ワジュロ)

080206wajuro_b先日載せた紳士的な歯医者さんと和棕櫚の話で、棕櫚の実をまだ掲載していなかったことを思い出しました。
もっとも、あの木は雄株のようで、実をつけたことはなかったはずです。この画像は少し離れた公園にある雌株です。ときどき鳥が啄ばんでいたので、棕櫚が野山に生えるのは彼らの仕業とわかります。
さすがにここまで枯れると、実に水分はほとんどなく、何の味もしません。ところが花穂の軸がこんなにきれいに色づいて、じつに美しい冬の見どころとなるのでした。

<補注> ワジュロの花の様子はこちら、実の様子はこちらです。

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番外編 : e-Tax大成功

080206kanpuめでたく、申告どおりの金額が戻るという通知がきました。今週中には、きみまろズームがもう1台買えるお金持ちになるはずです。
思えば藪のなかを進むようなe-Taxとの我慢比べでした。先月21日に「一応」終了の報告をしましたが、翌日、税務署から電話があり、間違いを指摘されました。
なんとまあ、e-Taxに気を取られすぎ、医療費から10万円を引かずに全額記入していました。すぐに再申告して、実質8日で通知ですから、かなり迅速な体制でした。

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2月5日(火) スイカズラ

080205suikazura_b藪のなかに妙な物体を発見しました。刀をたくさん突き立てたようにも、あるいはローソク立てが並んだようにも見えます。
スイカズラの托葉が枯れ残った姿です。春にはふつうに緑色ですが、ときが経ってこうして固く厚くなって落ちずに残るようです。ただし、やや問題があって、蔓性のスイカズラの枝がどうして直立するかがわかりません。
仲間のウグイスカグラにも同じパーツがあったので、托葉の硬化はスイカズラ科の特性だとは思うのですが、直立することはこの冬に初めて気づきました。少し追いかけて、メカニズムが解明できればいいのですが…。

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2月4日(月) ニシキマンサク

080204nisiki_b一口にマンサクと言っても、なかなか種類は多彩なものです。
標準的なもの以外では、これまでに、シナアテツアカバナを撮影できています。そんな記憶と照らし合わせても、この写真の花は幾分違います。純粋に黄色ではないし、かといって赤でもありません。
雰囲気的にはオレンジに思えるのですが、よく見ると花びらの付け根が赤く、先は黄色でした。まだ確認は甘いのですが、これはニシキマンサクかと思います。色変わりを錦と見た風雅な名です。

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2月3日(日) フェイジョア

080203feijoa_b去年の秋、どうして鳥が食べないのか不思議だったフェイジョアの実です。
やはり、こんなにおいしいものを放っておくはずがありません。ただ、樹上の実を啄(ついば)むのではなく、このように完熟して落ちたものを抉って食べるのが好きなようで、この場所は椋鳥たちのレストランになっていました。
仲間に入れてほしいのですが、ここはフェンスがあって侵入は無理です。10倍ズームのおかげで眼前の獲物のように見えるものの、手はどうしても届きません。椋鳥さんたち、お騒がせしました。

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2月2日(土) ニホンスイセン

080202nihonsuisen_bこの冬、ニホンスイセンは再度の登場です。待ちわびた咲き出しから半月、馥郁たる香りに包まれて、目の前が水仙だらけの幸せです。
一株二株咲いた姿を見つける喜びもいいけれど、物事の旬はやはり見事です。昔の暦が初春を迎えるころこそが、水仙には一番似合う季節です。
チューリップとは違い、埋めっ放しでも毎年咲いてくれるという便利な性質です。そう言えば、チューリップにある低温要求という特徴も水仙にはない(寒にあたらなくても咲く)そうです。とても融通無碍な御仁です。

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2月1日(金) ガビサンハンショウヅル

080201gabisan_b一年前には遠慮がちにチラホラと垣根を飾っていた花が、今年は格子の隙間を埋めるほどびっしりと広がっていました。
ガビサン(峨眉山)というのは中国四川省の3,000m級の名山の名ですから、冬のさなかに花盛りというのも頷けることです。そのくせ、亜熱帯化の日本の夏を耐えて育つのだから丈夫なものです。
クレマチスの仲間と知ればそうは見えても、花の時期がこれほど違うことに驚きます。陰影に富む厚手の葉も美しく、垣根だけでなく行灯仕立ても楽しめそうです。

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