
ひと月ほど前にも
アオキは登場しました。そのときは、ほかの正常な実が真っ赤なのに、虫こぶになったものは青いままの小瓢箪でした。
虫に占領された実は生長をとめるのかと思ったら、いびつな形のままで色づいてきました。横奪されているにもかかわらず、しっかり息づいているのです。
なにかと言えば「取った・取られた」と争っている自分たち人間のことが恥ずかしくなってきました。別に小賢しい理屈を振り回さなくても、お互いがうまく融通しあうのが自然の摂理ということでしょう。
2007年のきょう<オカメザサ> 2006年のきょう<フクジュソウ> 2005年のきょう<アブラナ>
コメント
はた衛門さん、こんにちは。
今年のアオキは赤がとてもきれいなような気がします。
冷え込みのせいなのでしょうか。
この実たちも虫にどのぐらい占領されているのか
わかりませんが、きれいに色づいていますね。
虫たちも、できるだけ負担のないように、
場所を借りているのでしょうね。
だって、共倒れになっても困りますものね。
微妙なバランスを考えているようなところが、
奥ゆかしいような、さかしいような。
投稿: ブリ | 2008-02-25 14:39
ブリさんへ:
そうそう、そうなんです。
微妙なバランス、お互いが困らないようにという配慮ですよね。
重たい脳を持つと、どうしても余計なツッパリをするんでしょうね。
投稿: はた衛門 | 2008-02-26 07:22