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2月1日(金) ガビサンハンショウヅル(クレマチス・アンシュネンシス)

080201c_anshunensis
一年前には遠慮がちにチラホラと垣根を飾っていた花なのに、今年は格子の隙間を埋めるほどびっしりと広がっていました。
ガビサン(峨眉山)というのは中国四川省の3,000m級の名山の名(注1)ですから、冬のさなかに花盛りというのも頷けることです。そのくせ、亜熱帯化の日本の夏を耐えて育つのだから丈夫なものです。
クレマチスの仲間と知ればそうは見えても、花の時期がこれほど違うことに驚きます。陰影に富む厚手の葉も美しく、垣根だけでなく行灯仕立ても楽しめそうです。

<補注1> このクレマチスの実際の原産地は四川省ではなく、その東南に隣接する貴州省だと言います。したがって、峨眉山という冠名は世界遺産のネームバリューを拝借したもののようです。
<補注2> 寒いときに咲くクレマチスには、花びらがもう少し儚げなタイプもあります。(2020年11月25日

2007年のきょうキンポウラン> 2006年のきょうホウレンソウ> 2005年のきょうアセビ

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