熊野の海は小さな入り江や漁港のなかまで澄んでいて、そんなことに驚くのがおかしいとは思っても、しみじみ見入ってしまいました。
そんな「本当」の海の岸辺に、薄紫のボンボリが群生していました。背は低く、せいぜい20㎝少しでも、肉厚の葉は元気が良く、艶々と陽光を照り返します。
どこかの知事みたいにそのまんまの名前が覚えやすくて助かります。別名はハマゴボウといい、根が牛蒡状だそうですが、それを確かめるのはご法度でしょう。
2007年のきょう<ユーカリ> 2006年のきょう<ソシンロウバイ> 2005年のきょう<オタフクナンテン>
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