12月20日(木) クネンボ
柚子風呂の日が近づいているせいか、この手の成り物を見るとユズだろうと思ってしまいがちです。そのまま通り過ぎれば悩みの少ない人生を送れるのに、一歩踏み込んだばかりに、また面倒を抱えました。
実の大きさはほとんどユズなのに、あの凸凹がなく、肌が滑らかなのです。
調べてみると、クネンボという種類に行き着きました。妙な響きの名前ではあっても、由緒はかなり古いようです。漢字だと九年母で、植えて9年で実がつくからというものの、やや苦しそうです。たぶん、原産地(東南アジア)の現地語の発音を写しているうちにこうなったと思うのが自然でしょう。
それまでの日本には食べでのある柑橘類がなく、400年ほど前にもたらされたこのクネンボが母体になっていまの温州蜜柑が作られたそうですから、我々はこの実にしっかり感謝しなくてはなりません。
実の大きさはほとんどユズなのに、あの凸凹がなく、肌が滑らかなのです。
調べてみると、クネンボという種類に行き着きました。妙な響きの名前ではあっても、由緒はかなり古いようです。漢字だと九年母で、植えて9年で実がつくからというものの、やや苦しそうです。たぶん、原産地(東南アジア)の現地語の発音を写しているうちにこうなったと思うのが自然でしょう。
それまでの日本には食べでのある柑橘類がなく、400年ほど前にもたらされたこのクネンボが母体になっていまの温州蜜柑が作られたそうですから、我々はこの実にしっかり感謝しなくてはなりません。
| 固定リンク
コメント