小さな葉が3枚1セットで、それがいくつかまとまってまたセットになり、さらにその集団がいくつかまとまる…こんなややこしい表現をサッパリさせると「3回三出複葉」となります。複雑な構造をしているだけに
全体の草姿は繊細に見えます。
花も、撮影にずいぶん手間取ったくらいで、とてもかそけき風情です。
つまり、全体が涼しげで、たぶんそれが「松風」なのでしょう。きのうの
コガネバナはヤケに具体的命名だったのに、一転してきょうは抽象的な名づけケースでした。
2006年のきょう<ユウゼンギク> 2005年のきょう<カリガネソウ> 2004年のきょう<ギンモクセイ>
コメント
花はコガネバナ、名前はマツカゼソウでしょうか。
昨日と今日では打って変わってその違いに驚かされています。小さな、小さなマツカゼソウの花ですねぇ。
5mm程度?の大きさでしょうか。
偶然見つけるのではなく、見つけようとして探されているんでしょうから花の方も見つけられた喜びを感じていることではないでしょうか。
投稿: ゼンペイちゃん | 2007-10-08 14:42
ゼンペイちゃんへ:
アハ、両方ときましたか。やられた(笑)。
いえいえ、これはまるっきり予測なしの予備知識なしでした。
したがって、3回3出複葉の説明に必要な葉の主軸の付け根が
撮影できていません(赤面)。
そんなくやしい思いは残っても、
思いがけない出会いのうれしさの方が三倍くらい大きいです。
投稿: はた衛門 | 2007-10-08 16:57