蕗に名を借りた葉は地面近くで広がり、そこから40~50cmものびた茎の先で花が咲きます。当然、一枚の写真には納まりにくく、幾度もほぞを噛んでいます。
というわりに、結局は今回も腕は上がらず、葉はボケボケ(注)です。ただ、かろうじて質感の記録くらいにはなるでしょう。
さて、こちらの花では中心部の雄花がまだ残っているのに、周辺部の雌花の子房にはもう濃紫色の粘腺ができていました。このあと、雄花が枯れて果実だけが菊のご紋のような形になり、それがしつこい
ヒッツキ虫になります。
<補注> 少しだけ葉の様子もわかるように撮れました。(2013年8月8日)
2006年のきょう<マルバハギ> 2005年のきょう<タケノコイモ> 2004年のきょう<クサギ>
コメント
うちの庭にあるのはツワブキ。
これはノブキ。
うーん、ノブキって見たことなさそう・・・。
どんなところに自生をしているのでしょうか。
師匠のブログは知らない草花が多くて、ワクワク
していますよ。
投稿: ゼンペイちゃん | 2007-10-03 20:51
ゼンペイちゃんへ:
そうですねえ。別に高い山ということではなく、
里山っぽいところならわりとフツーにあります。
ツワブキほど美しくはないので、どこかのお庭で見かける
というものではないですねえ。
BD-1で少し野深いところにいらしたときに、
目をこらしてみるとあるかもしれませんよ。
投稿: はた衛門 | 2007-10-04 07:20