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10月3日(水) ノブキ

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蕗に名を借りた葉は地面近くで広がり、そこから40~50cmものびた茎の先で花が咲きます。当然、一枚の写真には納まりにくく、幾度もほぞを噛んでいます。
というわりに、結局は今回も腕は上がらず、葉はボケボケ(注)です。ただ、かろうじて質感の記録くらいにはなるでしょう。
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さて、こちらの花では中心部の雄花がまだ残っているのに、周辺部の雌花の子房にはもう濃紫色の粘腺ができていました。このあと、雄花が枯れて果実だけが菊のご紋のような形になり、それがしつこいヒッツキ虫になります。

<補注> 少しだけ葉の様子もわかるように撮れました。(2013年8月8日

2006年のきょうマルバハギ> 2005年のきょうタケノコイモ> 2004年のきょうクサギ

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コメント

うちの庭にあるのはツワブキ。
これはノブキ。
うーん、ノブキって見たことなさそう・・・。
どんなところに自生をしているのでしょうか。
師匠のブログは知らない草花が多くて、ワクワク
していますよ。

投稿: ゼンペイちゃん | 2007-10-03 20:51

ゼンペイちゃんへ:
そうですねえ。別に高い山ということではなく、
里山っぽいところならわりとフツーにあります。
ツワブキほど美しくはないので、どこかのお庭で見かける
というものではないですねえ。
BD-1で少し野深いところにいらしたときに、
目をこらしてみるとあるかもしれませんよ。

投稿: はた衛門 | 2007-10-04 07:20

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