雨の野歩きも、暖かなうちなら心楽しいものです。植物も、晴れた日とは別の顔を見せてくれたりします。
ウワミズザクラは大きな木で、高所に
花をつけます。さらにその実は天に向かって稔ります。いきおい撮影に困ることが多い木なのに、雨の重さで手ごろな場所まで降りて来てくれました。
ウワミズとは言えども桜の仲間ですから、その実も
染井吉野あたりと似た風情があります。さて、そのお味はと言えば、ほんのりと甘く、染井吉野であの苦さに懲りた人でも試食してみる価値はあると思います。
<補注> 同じ時期のウワミズザクラを再掲しました。(2011年9月7日)
2006年のきょう<ギンドロ> 2005年のきょう<リコリス・オーレア> 2004年のきょう<イタドリ>
コメント
ウワミズザクラの実、花だけ見て実を見に行っていませんでした。行ってみよう。
すぐ近くにマンションが建ちかけているくらいですから、植物にとって来年というのがあるかどうか。
ご報告が遅れましたが「草木365日」をリンクさせていただきました。
投稿: 杏まま | 2007-09-07 13:00
ほんと、朝霞のあたりはあっという間に変わりますもんね。
リンク、ありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします。
投稿: はた衛門 | 2007-09-08 06:18