
きのうのカンボクの派手な赤と、きょうのこの渋い色、なかなかの好勝負です。鶉の卵みたいに赤白斑だった実が、秋に入って透明に輝く赤紫色になりました。
いかにも美味な色のくせをして、意外にも味はしません。しかも3㎜ほどの種が1~2個入っているので、グルメ目的からは完全除外です。
春の花も少しさびしいし、実もまずいとなれば、葉から命名となったのもやむをえないでしょう。おかげで、この葉を鶴の翼に見立てるという難題を課されてしまいました。
<補注> 後日、この実はとても甘いことがわかりました。(2007年10月8日)
2006年のきょう<ハエドクソウ> 2005年のきょう<ヒガンバナ> 2004年のきょう<ハゼラン>
コメント
はた衛門さん、おはようございます。
この実、すごい色ですね。
秋が来たことを思い知らされるような色です。
マイヅルソウは名の通り、
葉の形が舞うツルを思わせるとか。
わたし、単純なんですね。
葉がいっぱい写っている写真を見たことがあるのですが、
そんなふうに見えましたよ。
投稿: ブリ | 2007/09/29 08:46
ブリさんへ:
はい、ワタシもブリさんのように素直な心になれればと
日夜己を戒めておりはしても、生来の根性は直らず、、、。
ほら鶴だ、鶴に見えるでしょ、
あ、鶴か、そうだ、これは鶴だァーー。
投稿: はた衛門 | 2007/09/29 12:35
今晩は!
実は一見すると、ブドウのように見えておいしそうですが、
そ~ですか。味なしなんですか~
それでも鳥さんたちは食べているのでしょうね。
しかし、良い名前を付けてもらって、この子は幸せですね。
投稿: ぴょんぴょん | 2007/09/29 18:17
マイヅルソウ、これも見たことがない私です。
世の中にはいろんな植物があるものなのですね。
きっと1%もしらないんじゃないかと思いますよ。
投稿: ゼンペイちゃん | 2007/09/29 20:11
ぴょんぴょんさんへ:
ねー、鳥ってどういう味覚をもっているのか、
そもそも味は関係ないのか、聞いてみたいですよね~。
ゼンペイちゃん様へ:
ごめんなさいね。
このブログも4年目になって、できるだけ同じものを載せないようにしていると、
だんだんふつうには見かけにくいものが多くなりました。
04年とか05年の<きょう>を見ていただくと、
「知ってる率」は高くなると思います(ペコリ)。
投稿: はた衛門 | 2007/09/30 06:58