
春に見た花が6~7cmの大きなものだったように、その実もこんな迫力でした。花と同じくらい直径があるのに加え、球形に膨らんでいる分、押し出しが立派です。
名前のとおり、この実から油が取れるものの、残念ながらその油は有毒で食用にはならないと言います。
と、味見できないのを嘆くのはクイシンボの勝手で、この油は画材として珍重されるそうです。ほかに、昔は印刷に使ったり唐傘に塗ったりと引っ張り凧だったようで、往年のスターの風格を感じます。
2006年のきょう<コナギ> 2005年のきょう<ヤブツルアズキ> 2004年のきょう<ナナカマド>
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