花びらの色や模様は、先月下旬に載せた
鬼百合と見分けがつきません。このように茎を起こして撮る必要があり、うつむいて咲く姿も両者そっくりです。大きさも、鬼百合の方がひと回り上とは感じても、絶対的ではないようです。
となると、見分けの第一はやはり零余子(むかご)の有無で、写真の茎(葉の付け根)にはその気配がありません。
また、葉の形もかなり違います。鬼百合の葉は幅があり、幾筋か走っている平行脈がはっきり確認できるのに比べ、こちらは一枚一枚が細くて繊細です。
2006年のきょう<オニドコロ> 2005年のきょう<キツネノカミソリ> 2004年のきょう<スベリヒユ>
コメント
花は奥が深いですね。
私ではとても分かりません。
はた衛門さんのブログを知ってから
ほんとうにその違いの一つ一つが
少しずつ分かってきました。
ありがとうございます。
でも、一つ困ったことが。
認知症に近い状態になって来つつ
あるようで、読んでも覚えられなく
あのとき、はた衛門師匠はなんていって
説明していたんだろう、と思い出すのに
くたびれてしまっています。思い出せない
のであれは何だったかなぁ、とブログで
確認することが多いんですよ。
草木365日、ずっと続けてくださいね。
投稿: ゼンペイちゃん | 2007-08-03 21:43
ゼンペイちゃん様へ:
ご心配なく。書いている本人もわからなくなることが多いのです(笑)。
お役に立っている(or ご迷惑をかけている?)と思うとうれしいです。
ご声援、ありがとうございます。
投稿: はた衛門 | 2007-08-04 06:24