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7月3日(火) イタチハギ

070703am_fruticosa
「鼬(いたち)の最後っ屁」で有名なあのイタチを名前に戴いています。この黒紫色の花穂を尻尾に見立てたのでしょう。
ただ、かつて沼の辺(ほとり)で一度だけ(注2)見たことのある鼬の尻尾は茶色で、ここまで黒くはなかったはずです。全体のふてぶてしい感じからのネーミングでしょうか。かなり異様な花色なので、遠くからでもよく目立ちます。
別名がクロバナエンジュで、こちらの方が語感はきれいです。しかし、エンジュとはかなり生態が違い、分枝して横に広がります。名づけとはむずかしいものです。

<補注1> イタチハギの蜂蜜がありました。(2008年4月13日
<補注2> 以前に沼の辺で出くわしたときはカメラもなく見送ったのに、次の機会では幸運にも望遠つきのデジイチを携えていました。初めて撮影できたホンモノの鼬はふてぶてしくはなくて、けっこうかわいらしい存在でした。(2016年2月15日
<補注3> 夏なのに、イタチハギは葉と枝だけでした。(2023年8月11日

2006年のきょうオカトラノオ> 2005年のきょうボタンクサギ> 2004年のきょうユズリハ

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コメント

はたざくらさん、こんにちは。
これもハギと名がつくのですね。
葉はマメ科だとわかりますが、
お花が少し変わっていますよね。
黒っぽくて地味そうですが、
お花の色が深い紫のように見えますし、
しべが黄色っぽいので、
近づいて見たら、かわいいのでは?
ふてぶてしいなんてかわいそうに・・

投稿: ブリ | 2007-07-03 13:05

ブリさんへ:
はい、ワタシの萩一覧表の写真が一つだけ増えました。
ふてぶてしい、は少しかわいそうでしたかね。
なんじゃこれ~?、と思うほどいい色ですよ。

投稿: はたざくら | 2007-07-04 07:03

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