
疎林のなかに薄紫の花が散在していました。ほの暗い木陰に紫が目立ちます。よく見れば花色が白いものも混じっています。
いかにもキキョウ科らしい花の色と形ではあっても、これになぜソバという名がつくかが問題です。あてる漢字としては、蕎麦・岨(そば)・杣(そま)の三つがあるものの、どれも決め手を欠くようです。
茎を折ったり茹でたりする(食用)と蕎麦の香りがするという説があります。しかし、残念ながらワタシの鼻ではこの説は却下でした。季節にもよるので断定はできなくても、岨や杣にやや肩入れです。
2006年のきょう<ツキヌキニンドウ> 2005年のきょう<ニワウメ> 2004年のきょう<ルリヤナギ>
コメント