7月19日(木) チゴザサ
草木が基準のものより小振りであることを示すには、頭に「姫」をつけることが一般的で、それが「稚児」となったからには、もっとミニサイズの意味でしょう。向う脛ほどの丈で群がっていました。
もっとも、小ささだけならチヂミザサにかないません。もしかしたら、稚児という形容は、このかわいい小穂に着目したものかもしれません。
一粒が2㎜ほどで、ここから花粉を出し、雌シベが受精します。面白いのは柄が波打つことです。こんな軌跡を見せながら、夏の夜空にあがる花火を思い出します。
もっとも、小ささだけならチヂミザサにかないません。もしかしたら、稚児という形容は、このかわいい小穂に着目したものかもしれません。
一粒が2㎜ほどで、ここから花粉を出し、雌シベが受精します。面白いのは柄が波打つことです。こんな軌跡を見せながら、夏の夜空にあがる花火を思い出します。
<補注> 通称をチゴザサという別の植物を収録しました。(2008年1月11日)
2006年のきょう<ベニクロバナキハギ(ヤクシマハギ)> 2005年のきょう<コバギボウシ(斑入り種)> 2004年のきょう<ヒメヒオウギズイセンとミズヒキ>
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