
学名そのままという手抜き名前は本当に困りものです。ただ、「ニセヒマワリ」などと呼んだらかわいそうだし、「寸詰まり向日葵」ではもっと悲惨になります。
…と「ひまわり」にこだわっているのは、ヘリアンサスがヒマワリの属名だからです。つまり、これはふつうの向日葵(Helianthus annuus)と同属の仲間です。問題なのは後ろのアトロルベンスでして、さてさてどう覚えたものでしょう。
<補注> ヒメヒマワリという呼び名は存在するようでも、それははほかの属のものにも使われたりして安定していない名前と考え、今回は使用を控えました。
2006年のきょう<カラスビシャク> 2005年のきょう<ヤブミョウガ> 2004年のきょう<アメリカフヨウ>
コメント
atrorubens は、クリスマスローズの仲間にもいて、「暗赤色の」という意味だそうです。
おぼえかたですが、私の考えたのは「アッ、トロの刺身だ、ルーベンス」です。 ルーベンスという画家がいましたのと、赤をマグロであらわそうという意図です。
投稿: Reny | 2007/07/12 09:10
Renyさんへ:
うほほ、受験時代を思い出しますね。ありがとうございます。
そうそう、ほかの種類にもatrorubensがあるのでなんの意味だろうと思っていました。
なんとまあ「暗赤色」ですか。
このヒマワリくんには該当する部分がなさそうだけど、中心部のことでしょうかね~。
投稿: はたざくら | 2007/07/12 14:15
どこが赤いか、それが問題だ。 写真には赤いところはありませんねぇ。 中心部がだんだん赤くなるということは考えられます。それとも種子が赤みを帯びるのかなとも思います。
投稿: Reny | 2007/07/13 08:28
Renyさんへ:
はい、継続観察してみます。
公共の花壇なので、入れ替えで抜かれてしまわないことを祈りつつ…。
投稿: はたざくら | 2007/07/14 08:26