« 番外編 : 象鼻杯(ぞうびはい) | トップページ | 7月13日(金) セイヨウニンジンボク »

7月12日(木) ヘリアンサス・アトロルベンス

070712he_atrorubens
学名そのままという安直な名前は本当に困りものです。ただ、「ニセヒマワリ」などと呼んだらかわいそうだし、「寸詰まり向日葵」ではもっと悲惨になります。
…と「ひまわり」にこだわっているのは、ヘリアンサスがヒマワリの属名だからです。つまり、これはふつうの向日葵(Helianthus annuus)と同属の仲間です。問題なのは後ろのアトロルベンスで、さてさてどう覚えたものでしょう。

<補注> ヒメヒマワリという呼び名は存在するようでも、その名前は同属のHelianthus debilisや属違いのHeliopsis helianthoides(ケース1ケース2)にも使われているようです。このため、自分の頭の混乱を恐れ、今回は使用を控えました。

2006年のきょうカラスビシャク> 2005年のきょうヤブミョウガ> 2004年のきょうアメリカフヨウ

|

« 番外編 : 象鼻杯(ぞうびはい) | トップページ | 7月13日(金) セイヨウニンジンボク »

コメント

atrorubens は、クリスマスローズの仲間にもいて、「暗赤色の」という意味だそうです。
おぼえかたですが、私の考えたのは「アッ、トロの刺身だ、ルーベンス」です。 ルーベンスという画家がいましたのと、赤をマグロであらわそうという意図です。

投稿: Reny | 2007-07-12 09:10

Renyさんへ:
うほほ、受験時代を思い出しますね。ありがとうございます。
そうそう、ほかの種類にもatrorubensがあるのでなんの意味だろうと思っていました。
なんとまあ「暗赤色」ですか。
このヒマワリくんには該当する部分がなさそうだけど、中心部のことでしょうかね~。

投稿: はたざくら | 2007-07-12 14:15

どこが赤いか、それが問題だ。 写真には赤いところはありませんねぇ。 中心部がだんだん赤くなるということは考えられます。それとも種子が赤みを帯びるのかなとも思います。

投稿: Reny | 2007-07-13 08:28

Renyさんへ:
はい、継続観察してみます。
公共の花壇なので、入れ替えで抜かれてしまわないことを祈りつつ…。

投稿: はたざくら | 2007-07-14 08:26

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 番外編 : 象鼻杯(ぞうびはい) | トップページ | 7月13日(金) セイヨウニンジンボク »