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6月5日(火) セイヨウムラサキ(ムラサキを訂正)

<タイトル訂正> 下欄補注で疑ったとおり、この写真の一品はセイヨウムラサキでした。下の記事はこれをムラサキと思い込んでいたときのもので、とても不都合ながら、これも自分の歴史ということで元のままにしておきます。(2019年6月8日
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「江戸むらさき」と書けば桃屋の佃煮になってしまうのに対し、「江戸紫」と漢字にすれば、これは歌舞伎・助六の鉢巻の色(青紫)のことです。そして、あの色を染め上げる材料がこのムラサキなのでした。
…という能書きを知って不思議に思うのは、この円(つぶ)らな花の白さです。秋には同じように小さな丸い実がついて、それも真っ白です。
さてもどういうわけじゃいなぁ、と歌舞伎風に首をかしげたら、染料をとるのは「紫根」と呼ばれる根の部分で、ムラサキの地上部は紫とは無縁というワケでした。

<補注> 在来のムラサキと区別しにくいものにセイヨウムラサキがあり、写真のものはもしかしたらそちらかもしれません。見分けがよくわからないので、この記事のタイトルは暫定としておきます。(2013年6月)

2006年のきょうカラタネオガタマ> 2005年のきょうスイセンノウ> 2004年のきょうナツシロギク

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コメント

えっ?どうして?白なのに・・・。
と思いながら読み進めて初めて分かりました。
やまい紫とも言うそうですよね。そうかあ、根の部分から
汁をとるんですね。ありがとうございました。

投稿: ゼンペイちゃん | 2007-06-06 06:55

ゼンペイちゃん様へ:
やまい紫という言葉ははじめて知りました(感謝)。
あの、殿様がお布団のなかでする、例の紫の長い鉢巻ですね!
ムラサキには薬効があるので、まんざらファッションでは
なかったみたいですよ。

投稿: はたざくら | 2007-06-06 07:27

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