常緑の木にも萌えの季節は訪れます。クスノキは、木によって若葉の色が赤や緑や黄色など
微妙な色みを帯びて美しいものです。
そんな若葉も色を濃く変えはじめると、次は花の季節です。鮮やかに目立つ若葉と比べると、小さく（径5㎜ほど）て地味な色の花はあまり人目を惹きません。
これが秋になると、黒紫色に輝く
丸い実がバラバラと落ちてきて、若葉の萌えのときに劣らず、また賑やかです。そんな春秋の派手さ加減を恥じるように、いまの季節の花はちょいと引っ込み思案の感じです。
2006年のきょう＜カスミソウ＞ 2005年のきょう＜ユウゲショウ＞ 2004年のきょう＜クレマチス＞
コメント
この花の香りが好きです。
毎朝通る公園にもクスノキがあって、このところ清清しい気分で駅に向かってます。(^^)
投稿: waiwai | 2007-05-24 21:22
waiwaiさんへ：
ホント、風のひとかたまりがふわっと香るのっていいですよね。
もっとも、派手なジャスミンがぶわっと来るときもあって、
なかなか都合良くばかりとはいきません（笑）。
投稿: はたざくら | 2007-05-25 07:07
はじめまして。
神戸に住んでいるSugarと言います。
神戸駅から北へ行くと、街路樹のほとんどがクスノキです。
楠正成由来の湊川神社が近いからでしょうか？
春が来て、その葉っぱが色鮮やかになり、サワサワと音を立ててゆれています。新緑の季節ですね。
「はたざくら」に載っている写真に心癒されました。
また写真を見に来ます。
投稿: Sugar | 2007-05-29 13:12
Sugarさんへ：
ご来訪、ありがとうございます。
神戸に行くことがあっても、三宮や元町ばかりで、
神戸駅に立ち寄ったことがないことに気がつきました。
今度伺うことがあったら、湊川神社と併せて、ぜひクスノキ並木を
拝見したいと思います。情報をありがとうございました。
投稿: はたざくら | 2007-05-29 18:24