
いつも同じ場所に咲くのに、去年までは正体を見破ることができませんでした。三年越しに身元が判明したので、かなり気分爽快です。
手がかりは葉のつくりでした。主脈のない細い葉は、
アヤメとよく似ています。さらに花の形は、同じアヤメ科の
ヒオウギのそれを思い起こさせます。
花びらの6枚すべてにポツポツとゴマ斑が入るヒオウギに対し、こちらの姫様は下側3枚だけの付け根が色濃くなります。つまり3弁プラス3弁の構造なので、アヤメのそれに近いことがわかります。
<補注> 7月には種がこぼれていました。(2021年7月30日)
2006年のきょう<カンボク> 2005年のきょう<ホオノキ> 2004年のきょう<ホオノキ>
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