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5月10日(木) ウスバサイシン

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花はカンアオイ類とそっくり(こちらの筒には横縞なし)ではあっても、葉の感じがかなりはっきりと違います。名前どおり薄いということもあるし、カンアオイ類と比べるととても青々として新鮮です。
それもそのはずで、越年するので葉が傷みやすいカンアオイに比べ、こちらはこの春に芽吹いた若葉でした。
同じウマノスズクサ科の仲間なのに、こういう仕組みがまるで違うことが不思議です。稀少種なので、細くて辛い(サイシン)という根を確認するわけにはいきません。

<追録> 別の場所で見たウスバサイシンです。(撮影:2008年4月25日・山形市)
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2006年のきょうセッコク> 2005年のきょうヤエコデマリ> 2004年のきょうオオムラサキ

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コメント

こんにちは。
渋い紫色ですね。
サイシンって、そういう意味だったのですか。
今年はスミレばかり撮っていました。
そこでよくスミレサイシンと出てきていたのですが、
深く調べる時間もなく、ずっと不思議に思っていたのです。
スミレの場合も、同じ意味なのでしょうか。
いえいえ、自分で調べなくてはいけませんね。

投稿: ブリ | 2007-05-10 10:07

ブリさんへ:
ああ、そう言えばワタシはスミレのサイシンさんに
まだお会いできていませんでした。
春は駆け足で去っていきそうなのに、
トボトボ歩きの自分がなんとももどかしいです。

投稿: はたざくら | 2007-05-10 11:56

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