
奢侈禁止令が出るたび、江戸の商人たちはそれをかいくぐる工夫をした…という話を思い出させる花です。表は地味な生地なのに、裏には贅をこらした着物をあつらえるとかいうあれです。
そんなすてきな裏地が、地面にひれ伏さないと見えないのですから、渋好みも極まれりという風情です。
不思議な音のバイモは貝母とあてます。中国からの渡来種で、名前も中国から拝借したものです。貝のように割れた古い球根から新しい球根の出るところが由来です。
<補注> 若葉の芽出しはこちら、花盛り状態はこちら、実ができた様子はこちらです。
2006年のきょう<ムシクサ> 2005年のきょう<ヒサカキ>
コメント
(人´∀`).☆.。.:*・°
バイモ こんなん模様すっかり忘れていましたあ
ってなことで 庭にでて一個採って参りました
う~~ん 裏側じゃあ確かに”奢侈” あれ?読めない・・
ハタチンの日本語講座なのでしたあ
雨上がり 今夜はパパリンに誘われて夜桜など
一期一会 桜ちゃん ありがとうですぅ~~
投稿: マジョ | 2007/04/08 20:38
マジョさんへ:
おーおー、オノロケをありがとうございますゥ。
急に気温が上がったようでございます(笑)。
しかしまあ、なんでもあるお庭でうらやましいことです。
投稿: はたざくら | 2007/04/09 06:57