4月2日(月) ヤマエンゴサク
道路端の窪地に隠れるように咲いていました。一つひとつの花は小粒の蘭のようです。グンと後ろにのびた距は、平安貴族の烏帽子を連想してしまいます。
昔はこの距を引っ掛け合って遊んだそうです。いまの子たちにピコピコをやめてこの遊びを勧めたいと思っても、エンゴサクはいまや貴重品です。子供を責めている場合ではなく、こんな環境にしてしまった大人の非を問われそうです。
昔はこの距を引っ掛け合って遊んだそうです。いまの子たちにピコピコをやめてこの遊びを勧めたいと思っても、エンゴサクはいまや貴重品です。子供を責めている場合ではなく、こんな環境にしてしまった大人の非を問われそうです。
<タイトル訂正> 掲載当初はこれをジロボウエンゴサクとしていました。しかし、苞葉に切れ込みがある(↑赤丸部分)ところからヤマエンゴサクに訂正します。
また、文中に「距を引っ掛け合って遊んだ」とあるのはジロボウエンゴサクの名前由来についてよく使われる説明であり、ヤマエンゴサクでもそういう遊びをしたものかは未検証です。(2007年4月10日)
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コメント
おはようございます。
私も数日前、雷のなる中でエンゴサクを見つけました。
急いでいたので、ほとんどがちゃんと写っていなかったのですが、
もっとうすい色だったような。
昨年ははずかしいことに〝エンコグサ〟だと
勝手に思い込んでいました。
今年はまちがわないぞぉ~・・なんて、低レベルですね!
投稿: ブリ | 2007-04-02 07:40
ブリさんへ:
花色にはけっこう幅があるようですね。
ワタシの写真は光線に恵まれなかったので、かなり暗い感じになっています。
いいお天気の日にもう一度撮りたいものです。
投稿: はたざくら | 2007-04-03 06:17