薄暗い林のなかで、緑の花は異様に目立ちました。シックというか渋いというか、周囲に紛れそうな色合いがかえって迫力の風貌です。
名前もまた風変わりで、耳からこの名を教わっても一発で書き取りできる人は少ないはずです(正解は類葉牡丹)。こんな面白い色の花を無視して、葉の形で命名するとは、渋さが極まります。
しかし、論理的に正確に言うなら「類牡丹葉」ではないかと思うのです…と屁理屈をこねていると、自分でも混乱しそうです。類葉、ルイヨウ、ルイヨウボタン!です。
2006年のきょう<イヌザクラ> 2005年のきょう<ホタルカズラ> 2004年のきょう<ムクロジ>
コメント
花も名前も、うーん、どうしてこういう
名前がつくんでしょうか。
それを知っているハタザクラさんも私にとったら
不思議なんです。すごいなぁ・・・。
投稿: ゼンペイちゃん | 2007-04-26 21:19
ゼンペイちゃん様へ:
あのォー、決して最初から知っているわけではなくて…(笑)。
初めての草木の写真を撮っては困っている(泣)姿も、
ぜひ想像していただきたいものでございます。
投稿: はたざくら | 2007-04-27 07:19