冬、ダンボールのように厚くて大きな葉をバサバサと落とし尽くした
ホオノキが、今年の若葉を開き始めました。ほかの落葉樹と変わらない繰り返しではあるものの、あの
大きな葉を思えば、つい「ご苦労さま」と声をかけたくなってしまいます。
しかし、こんな美しい若葉を見たら、その苦労は十分に報われているとわかります。まるで花のように見える赤いものは、若葉を挟んでいた薄皮(托葉)です。一つの冬芽には幾枚かが仕込まれていて、若葉と交互に開きます。
2006年のきょう<イロハモミジ> 2005年のきょう<ツルニチニチソウ> 2004年のきょう<モクレンとコブシ>
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