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4月13日(金) ムラサキケマン

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ジロボウエンゴサクヤマエンゴサクと似た色形の花をつけます。しかし、都市部からは駆逐されがちなエンゴサクたちに対し、このムラサキケマンは町のちょっとした空き地にも適応して繁殖しています。
セリに似た感じの葉と筋張った茎は春早くから元気よく茂ります。人間と同じで、足腰の丈夫さが強さにつながるようです。
ケマンというのは団扇型の仏具で、この草にはまったく関係ありません。同じケシ科のケマンソウから名前を借りたそう(注)で、そんな冷遇にもめげず元気なものです。

<補注> この説の出典は『野草の名前』(山渓)でした。しかし同書には「同じ属なので」と間違った解説もあり、内容精度は怪しく思えます。
現在の華鬘は金属や革製の団扇型であっても、そもそもは花を糸で綴った装身具だったようで、このムラサキケマンの花序は素朴にそんな花飾りを思わせることからのネーミングと思えます。(2022年4月)

2006年のきょうスズメノテッポウ> 2005年のきょうシロバナタンポポ

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コメント

はたざくらさんの説明を見るまで ムラサキケマンとエンゴサクの区別が、つきませんでした。
私も 同じような花を撮ったので確認してみます。(^o^)

投稿: けい | 2007-04-13 21:14

けいさんへ:
出会う確率としては、ムラサキケマンの方がかなり高いと思います。
結果を楽しみにしてますね。

投稿: はたざくら | 2007-04-14 06:57

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