
この冬は、ツツジやサツキの花がずっとチラリホラリし続けてくれたもので、せっかくの春の魁であるミツバツツジもその存在感が薄れた思いがします。
とは言うものの、一度すべての葉を落とした裸木が紫紅色の花であでやかに飾られるのは、常緑のツツジ類にはない喜びです。
名前の由来である葉は花より少し遅れるので、まだその芽も見えません。1カ所から3枚が輪生状に出る若葉もまた美しいので、待ち遠しい思いです。
<補注> 感じが似た木にゲンカイツツジがあります。(2007年3月9日)
2006年のきょう<オウバイ> 2005年のきょう<ネコヤナギ>
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