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3月17日(土) ソテツ(雌株)

070317c_revoluta
巣のなかで孵化を待つ怪鳥の卵? 小ぶりの鶏卵ほどのサイズです。南国の植物だと思っていたら、関東の露地でも実をつけるとは驚きました。
以前、11月に奄美大島を旅したとき、この実が蘇鉄の根もとにたくさん落ちていました。秋から春まで、実は長い期間にわたってこぼれ落ちるのを待つようです。
卵の保護材みたいなボロは雌花の残骸です。雌雄異株で、雌株が結実したのだから近くに伴侶もいるようです。夏には両方の花を撮りたい(注1・2)ものです。

<補注1> うなだれてしまった雄花はこの年の秋に、そして精気みなぎる雄花は翌年の夏にとらえました。(2008年8月31日
<補注2> 実を見つけてから10年後、ようやく雌花を撮影することができました。(2017年8月9日
<補注3> 胚珠が生長する段取りとか、裸子植物と言われる意味とか、13年後にようやく理解できました。(2020年2月8日

2006年のきょうアンズ> 2005年のきょうトサミズキ

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コメント

我が家のソテツはこのような実ができませんから
雄?なんでしょうね。
このソテツ、剪定するとき葉っぱを触ると刺さって
痛くて、痛くて。

投稿: ゼンペイちゃん | 2007-03-17 07:37

こんにちは。
散歩コースにソテツがあるのですが、
これから注意してみてみます。
こんな実ができているのは、
見たことがないような気がするのですが。
寒くて、伴侶もいないのでは
あまりにもかわいそうですね。

でも、モミジイチゴがもう咲いているのですか。
こちらは冬のまま時が止まったかのようです。

投稿: ブリ | 2007-03-17 13:48

ゼンペイちゃん様へ:
たしかに、厚手の手袋をしないと、手がボロボロになるでしょうね。
雄でも落胆しないで、巨大ローソクみたいな花を激写してくださいな。
レポートをお待ちしています。

ブリさんへ:
うーん、豊能に蘇鉄とは(絶句)。
花をつけるものかどうか、
ぜひこの夏の観察をよろしくお願いいたします。

投稿: はたざくら | 2007-03-18 07:02

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