苔むす岩の間で、冬の間もこのように青みを楽しませてくれるイノモトソウです。
ウチでは玄関脇の水道栓の横に生えていて、さすがに「井のもと」と感心します。また、特に水気がなくてもふつうの日陰地でも生息していて、シダ類のなかではかなり見かけやすい種類のように思えます。
去年は山道で出会った
オオバイノモトソウを取り上げました。あれに比べると、ふつうのイノモトソウはずっと繊細なつくりをしています。主軸にヒレがあるので、小葉がすべてつながったように見えることも特徴の一つです。
2006年のきょう<ウメ(白梅)> 2005年のきょう<ナズナ>
コメント