10㎝ほどの舟形の莢を割ると、なかは銀白色の極細繊維であふれていました。そこへ風が吹くと、その極細繊維たちは1本1本が意思を持ったかのように自由に撓い、きらめく羽となります。
さあガガイモよ、飛び立って新しい自由の地を得るのだよ…などと気障に歌い上げたくなってくるのでした。
ガガイモはもうここに5回目の登場です。初めて見つけた
花、雨中の
救出作戦、幸運な
青い実、そして都会に咲く
花、どれも思い出深く今回の飛翔につながります。
<追録> ムーディな一枚が撮れました。(撮影:2022年10月25日・白老町)
2006年のきょう<ダイオウマツ> 2005年のきょう<カンザキアヤメ>
コメント
私もガガイモを追い続けてます。
刈られてしまう運命のモノが多い中、空き地で頑張ってるガガイモをずっと見守ってます。
たった一つつけた実がようよう割れてきました(感動!)
この綿毛ってツヤツヤですよね。
投稿: ちょびママ | 2007-01-28 08:49
ガガイモの名前は、聞いたことが、あるのですが、本物を見たのは、始めてです。
色々変わった植物が、あるものなんですね。(^o^)
投稿: けい | 2007-01-28 09:18
ガガイモは見たことないような・・・。
はい、花から全部見させていただきました。
イモはムカゴと違いますよね?
これ、1本1本に種がついているのかな?
はたざくらさんの薬指と小指がかわいい~^^
投稿: 池田姫 | 2007-01-28 10:48
ちょびママさんへ:
やはりそちらでも受難のガガイモくんたちなんですね。
種が飛んでいくのを見たちょびちゃんの反応、興味あります(わくわく)。
けいさんへ:
ちょびママさんも言っているように、刈られることが多いので
目につきにくいと思います。
歩車道の分離帯など、人の手の入りにくいところで見つかるかも…。
池田姫さんへ:
オヨ、小指が少し立っていたかな?(笑)
ムカゴはつかないですねえ。
種は薬指の上に1個だけ見えていて、一つに何十本もの毛が
つきます。羽子板の羽根のようです。
投稿: はたざくら | 2007-01-28 16:23