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12月24日(日) シキザキホソバアカシア

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そこだけに春が来たように、寒風のなかで黄色いボンボリが華やかでした。近づくと、さわやかな香りが淡く漂います。
葉もインパクトがあります。1㎝少々の細さなのに30~40㎝もの長さがあり、のびのびと風にそよいでいます。
アカシアの名は、ニセアカシアのおかげで混乱します。本来はこんな黄色いボンボリ型の花の一群がアカシア属です。そのグループには、ギンヨウアカシアフサアカシアムクゲアカシアなどがあります。
ところが、この黄花群は俗にミモザと呼ばれがちで混乱を深めてくれています。

<補注1> 同じ樹種と思える木が真夏にも花盛りでした。(2016年7月10日
<補注2> 記事掲載当時はシキザキホソバアカシアの名に出典があったはずなのに、あらためて調べたら、和名・流通名・学名のどれにもこれが見当たりません。
たぶん幹についていた札にこの名が書かれていたような気がしても、証拠写真を撮っていませんでした。
Acacia boormaniiをホソバアカシアとするサイトもみかけますが、これが日本で四季咲き性を持つかどうか、調べがつきません。したがって、この記事のタイトルは暫定版に格下げとしておきます。(2021年秋)

2005年のきょうシモバシラ> 2004年のきょうポインセチア

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コメント

シキザキホソバアカシア、初めて拝見する花木です。
私がよく目にするのはニセアカシア(針エンジュ)でシキザキホソバアカシアとは花も葉も大分違いますね。ところで、ギンヨウアカシアは通称ミモザと呼ばれているが、本当のミモザはフサアカシアなんですか。
アカシアのたぐいの呼び名は、注意しないといけないことが分かりました。

投稿: ぴょんぴょん | 2006-12-24 08:19

四季咲きということなんです。また、新しい木「シキザキホソバアカシア」を知ることができました。
まだ一度も見たことがありません。いつ見ることができるかなあ・・・。楽しみが増えました。

投稿: ゼンペイちゃん | 2006-12-24 22:16

ぴょんぴょんさんへ:
フサアカシアと銀葉アカシアが見分けにくいので、
ごっちゃでミモザとする人が多いのでしょうね。
ワタシもまだ「これがフサアカシア!」という写真は撮れていません。
今度の春の課題です。

ゼンペイちゃん様へ:
直進するはずの角を右折したら、ホワーンとこの花の香りがしたのです。
BD-1の速度を少し緩めて、くんくんしてみてください(笑)。

投稿: はたざくら | 2006-12-25 07:34

まぎらわしい名前は学名で整理するのが良いと思います。
ハリエンジュ(ニセアカシア): Robinia psuedo-acacia (psuedo が偽物の、という意味)
アカシア: Acacia spp.
カシア: Cassia spp.

投稿: Reny | 2006-12-26 09:40

Renyさんへ:
アドバイス、ありがとうございます。
ニセアカシアはそのまんまニセアカシアなんですね。

投稿: はたざくら | 2006-12-27 07:17

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