11月4日(土) アイ
青は藍より出でて云々のアイです。日本の色と言えば、藍を抜きにしては語れないのに、その原料はイヌタデと間違えそうなほど地味な佇まいです。
分類的にはどちらもタデ科なので、見た目が似ているのは当然です。ただ、葉が広くて艶があるところがアイの特徴のようです。
この葉を発酵させたものに灰汁(あく)を加えたりして藍染めの原液を作るのだと言います。ベニバナのときはお気軽にハンカチを染めてみたものの、手間のかかる藍は、ちょいとお遊び実験とはいかないようです。
分類的にはどちらもタデ科なので、見た目が似ているのは当然です。ただ、葉が広くて艶があるところがアイの特徴のようです。
この葉を発酵させたものに灰汁(あく)を加えたりして藍染めの原液を作るのだと言います。ベニバナのときはお気軽にハンカチを染めてみたものの、手間のかかる藍は、ちょいとお遊び実験とはいかないようです。
<補注> 藍は生葉染めができることをコメントで教えていただいていたのに、再び見つけた藍はまた花が咲いていて、時期を失したものでした。(2020年9月12日)
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コメント
藍ってこれなんですね。うーん、可愛い花ですよね。
一見身近にで見られそうなんですが、どこにでもある
んでしょうか?
実ものですと、すりつぶせば簡単に染めることが
できそうなのですが、藍は難しいんですね。
投稿: ゼンペイちゃん | 2006-11-04 11:46
こんにちは。
わたしも拝見して、
どこで見ることができるのかしら?と
まず思いました。
道でこれを見たら、わたしならぜ~ったいに
イヌタデと思って見過ごしますね!
ああ、葉っぱを見分けられるようにならないといけませんね。
わかっているのですが、だめだぁ~
投稿: ブリ | 2006-11-04 13:40
ゼンペイちゃん様へ:
そこらの道端でちょいちょい見かけるというものではなさそうですね。
発酵させる過程が面倒そうだし、うまく発酵したら、
それはそれですごい「香り」がするそうで、どう考えても
素人が挑戦するものではなさそうです。
ブリさんへ:
そんなに自信を持って言い切らないでくださいな(笑)。
まずは葉を見て、それを裏返して、茎に触って、においをかいで、と、
こういうことが身につくとそろそろ変態の域ですからねー。
あとで「あーあ」くらいが平和でいいと思いますよ。
投稿: はたざくら | 2006-11-04 17:14
こんにちは、草木染めをやっております・・
うちにも藍植えています、イヌタデにそっくりですが、うちの藍は白い花なので、区別がつきます。(赤と白がアリマス;一緒に植えているとほぼピンクになります)
花が咲く前の葉っぱで、
生葉染めというのが絹だと簡単にできます。
とても薄い青に染まります(実験済みデス)
紙に葉っぱを挟んでとんとんと叩くと、それだけで青い色が楽しめます。
花が咲いた後だと、葉っぱの青の色素がとても少なくなるそうです。
種を取っておいて、プランターで少し植えておくと来年楽しめます。
発酵させるタデ藍は、日本でも技術を持っていらっしゃる方がとても少ないらしいです。
横やり豆知識を失礼しました~
投稿: 葉桜 | 2006-11-05 19:53
葉桜さんへ:
詳しい解説をありがとうございます。
白があるんですねー。
そして、生葉染めができるんですか!!
ありゃりゃー、挑戦課題ができてしまいましたよー。
投稿: はたざくら | 2006-11-06 07:42