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10月31日(火) マルバフジバカマ

061031marubahujibakama_bなにやらモジャモジャとした花をよく見ると、小さな筒状の花からピラピラと雌シベがのび出しています。この構造がいかにもフジバカマの仲間です。
外来種で、箱根以東で広がっているのだそうですが、一株がかなりダラダラと大きくなって、いかにも性格が悪そうです(笑)。
しかし、藤を名乗るにはちっとも紫みがなく、しかも丸葉ときました。どう見ても葉先は尖っていますが、これは本来のフジバカマ(深裂)との比較だそうです。秋の風情もやや薄らいでしまいます。

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10月30日(月) キチジョウソウ

061030kitijousou_bこれは今年ぜひ写したかった一枚です。なにせ、これが咲いたら吉事ありというめでたい花、進路変更したばかりの身にとってまぶしい後光を放つ姿です。
大仰な名前のわりには木陰でひっそりと蕾のままの時間が長くて、これが本当にキチジョウソウなのかどうかヤキモキしました。
気をもたせたお詫びか、あるいはこの咲き方がめでたいのか、一気にパッと開花です。じつは毎年咲くのだといいますが、そんな裏話は聞かなかったことにいたしましょう。

<補注> キチジョウソウの花の咲き上がり方はこちら、花の詳しいしくみはこちら、実ができた様子はこちらです。(2010年11月20日)

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10月29日(日) ニオイザクラ(ルクリア)

061029nioizakura_b秋に咲く桜と言えばジュウガツザクラがありますが、これをそういう桜(バラ科サクラ属)と比べたら混乱してしまいます。淡い桜色の5弁花からついた和名で、本名はルクリア、インド原産の園芸品種です。
ただ、桜のそれかどうかは微妙ですが、名前のとおりに淡い香りは漂います。
原産地では大きな木になると言いますが、写真のものは鉢植えになっていて20㎝ほどの背丈でした。暑さも寒さも嫌いという贅沢な木ですが、うまく育てればこれからの季節を飾ってくれそうです。

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10月28日(土) クヌギ

061028kunugi_bここ2週間、ずっと草ばかり載せていて、いつも俯いて歩いていたのかと自省です。しかし、久しぶりに空を仰いだ目に映ったものは…。
どうしてクヌギの葉にきのこが生えるんだ!とまでは思わなかったものの、一つの木にもいろいろな虫こぶができることに感心です。
今回見つけたこのかわいいマコロン風のものはクヌギハケタマフシのようです。画面左上方にはクヌギハナカイメンフシが古くなったらしい姿(あるいはクヌギエダイガフシらしきもの)も写っています。

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10月27日(金) タウコギ

061027taukogi_b先日までコナギで賑わっていた休耕田にタウコギが目立ち出しました。やや無骨な太さの茎が脛の高さほどにのびて、その先にコセンダングサと感じの似た(舌状花がない)黄色い小花をつけます。
タウコギは田五加(木)と書くので、田+五加と想像できます。ところが、その五加のことがまったくわかりません。
ウコギ科の落葉低木だそうで、5枚の掌状複葉はかなり特徴的なので、ぜひ早く見つけてここに紹介したいものです。

<追記> 翌月、課題のウコギを見つけることができました。(2006年11月17日)

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10月26日(木) ヤクシソウ

061026yakusisou_b春に見つけたオニタビラコと同属だと知ったのは図鑑をひいてからで、言われてみれば花はよく似ています。しかし、オニタビラコが全体に瑞々しいのに比べ、ヤクシソウはややガサついた感じで、雰囲気はほんの少し違います。
木陰の斜面にポツポツと幾株かが控えめに生育していました。
薬師草という名前からして優れた薬草と考えますが、ほぼ薬効なしというのが笑えます。苦い味が「効きそう」と思えるのでしょうが、勝手な誤解というものでした。

<補注> 後年、名前の由来は葉にあるらしいことを知りました。(2012年10月20日

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10月25日(水) スプレーギク

061025spraygiku_b大輪の菊を花火の尺玉にたとえるならば、このスプレーギクという種類はスターマインにあたるでしょうか。あたかも盛大な連発花火が空を埋めるように、株元を隠す勢いで小花が咲きそろいます。
スプレーとは、多軸になった茎の先で花が展開する様子を言うようです。
きのうのオタカンサス同様、ウチの秋花壇の主役なのに、こちらは意外な伏兵にやられました。ナメクジです。この花が好物らしく、一晩で舐め尽くされてしまいました。

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10月24日(火) オタカンサス

061024otacanthus_bウチの玄関脇に植えた、秋のニューフェイスです。花屋さんで苗を買いました。
いわゆる秋の定番ものと違って、今回初めて見た気がします。気むずかしいかと思ったら、何のこともなく、順調に育っています。
問題といえば唯一その名前でしょうか。ブルーキャッツアイという如何にもいかにも的な園芸名では照れくさいので、オタカンサスと本名で呼ぶことにしました。オタカンサス、オタカンサス、オタンコナス、あ、こんがらがってしまいました。

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10月23日(月) チカラシバ

061023tikarasiba_b子供たちの体力低下が取り沙汰され、やれ懸垂ができないとか、持久走が遅くなったとか、熱心に報道されています。
ところが話は子供だけではなくて、本来は道の真んなかで人馬の踏みつけに耐えていたチカラシバが、今はこうして土手の斜面でヌクヌクと生育しています。
しかし、チカラシバにすれば、拠って立つべき往来がほぼアスファルトで覆われ尽くし、やむなくの避難かもしれません。発揮すべき場があればこその強健さで、今の子供たちにもまず環境整備が必要でしょうか。

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10月22日(日) ホソバアキノノゲシ

061022hosobaakinonogesi_b頭に秋をかぶせただけの名前が三日続きました。きょうは「野芥子」の秋版です。
ただし、その前に細葉というオマケがついています。写真上部に見えるように裂け目のない細い葉なので、ふつうのアキノノゲシと区別するようです。二者は同じという説もありますが、ここでは別にしておきます。
…としたおかげで自分の首を絞めることになりました。きのうと同じで、ふつうのアキノノゲシが未収録です。ボロばかり出てきますが、先の楽しみ満載ブログです。

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10月21日(土) アキノキリンソウ

061021akinokirinsou_bはて弱りました。アキノキリンソウを載せるにあたって、その名の元であるキリンソウをまだここに収録していないことに気づきました。
誠に恐縮ですが、キリンソウの姿が浮かばない人はよそのサイトへいったんどうぞ。で、似てましたか。ほとんど色だけだと思うのはワタシだけかしらん。
そもそもがキリンソウを麒麟草と書くのは如何なものか、正しくは黄輪草だという説があって、なるほどと思わせます。アワワ、牧野博士(牧野図鑑では「麒麟草の意味は不明」)にタテついてしまいました。はてさて、弱りました。

<追記> キリンソウは、この年の春に撮影し、「増補版」に収録していたことをすっかり忘れていました。(2006年10月31日)

<追記の追記> ブログへの掲載を忘れたきりになっていたキリンソウを、ようやく収録しました。(2012年7月24日

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10月20日(金) アキギリ

061020akigiri_bこの紫の濃淡が、深まる日本の秋を感じさせるような気がします。紫のサルビアと見分けにくいかと心配するのですが、持っている雰囲気全体が「和」そのものなので杞憂のようです。
と言いつつお節介に相違点を挙げるなら、まずは背丈(サルビア類の半分)、そして葉の形(鉾型)でしょうか。
それにしてもアキギリとは雑駁な名付けです。持ち出された桐の花も驚いていることでしょう。形・色・大きさ、どれも違います。なにせこの長いピロピロには、桐も開いた口がふさがらないことでしょう。

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10月19日(木) ヨモギ

061019yomogi_bたいがいの草木は、花をつけた時期を旬と考えてここに掲載するのですが、さてこのヨモギには困ります。
開花を基準とするならばまさに今がこの「花」の盛りなのですが、ヨモギの花を愛でる人などいったいどれほどいるものでしょう。ワタシも一昨年、早春の「萌え」の姿をヨモギらしいとして取り上げておりました。
狡兎死して走狗煮らる、蓬餅食べ終え花を忘れる…などという忘恩の輩にならぬよう、ヨモギは春だけではないのです!と声を大にしてアピールしておきます。

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10月18日(水) サラシナショウマ

061018sarasinasyouma_cオオバショウマを見つけたあと、ぜひこれもと願っていたサラシナショウマです。ショウマ類の代表種であるこちらを先に載せたかったのですが、開花の時期がこれだけ違っては仕方ありません。
2回3出の葉は、小葉1枚が3~5㎝で、オオバとは形も大きさも明らかに異なります。
もう一つの見分け点とした花柄の有無ですが、穂の下にある蕾に1㎝ほどのそれがしっかりついています。ブラシのような円柱形の穂は意外にしっかりした作りで、薬草の強靭さがうかがえます。

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10月17日(火) スズメウリ

061017suzumeuri_b遅きに失したのですが、10日ほど前に長靴を買いました。これがじつに凄い威力で、藪でも泥濘でも委細かまわず突撃できるのです。
このスズメウリなんぞは、その長靴の代表成果です。これまで入り込めなかった「奥地」で、キュートな姿で待っていてくれました。
直径が1.5㎝ほどで、ほぼ球体の実です。まだ緑色のものもあれば、少し萎びた白もありました。カラスウリからの連想で実は空洞かと思いきや、ジューシーなお肉に黒い種がたくさん詰まっていました。

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10月16日(月) ツリフネソウ

061016turihunesou_bこのツリフネソウの生息地を市内で見つけたのは一昨年の9月でした。あれから2年、株数が増え、生育の面積も少し広がっていました。
その勢いの原動力が、たぶんここに写っている種です。花を一緒に入れたのでまだ若い実ですが、早くに成ったものはちょっとした枝豆くらいはありました。
ところでこの釣舟の名ですが、前は「花を舟に見立てる」としつつ、どうも腑に落ちませんでした。今回、「釣舟という花器に似るので」という説を見つけ、ようやく得心です。

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10月15日(日) クズ

061015kuzu_bクズは漢字では葛と書きますが、もしかしたら本当は「屑」だったのではあるまいかと思うほど野路を埋め尽くすときがあります。
それこそが風邪薬になる旺盛な生命力の証なのでしょうが、花後の種もこんなにビッシリとつきました。次々咲いた花のとおりに実がつながっています。
で、葛の語源問題です。屑説は妄想でした。古事記の時代から、奈良県吉野町の国栖(くず)でクズ粉を作って朝献していたそうで、地名が由来なのでした。

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10月14日(土) ホトトギス

061014hototogisu_bタイワンやヤマジノから遅れること半月、ようやく正調ホトトギスが咲き出しました。
今や手近に見られるものはほとんどがタイワンと言ってもいい状態で、別に国粋主義ではないのですが淋しい気持ちにはなります。そんな意味から、自分としてはこの写真はちょいとしたお宝画像です。
花びらの開き方はタイワンと同じ杯状でも、花柄が分岐しないのが正調ホトトギスの特徴です。写真のように、葉腋1箇所に幾本かの花を次々と咲かせます。

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10月13日(金) ナワシログミ

061013nawasirogumi_bグミは漢字も厄介ですが、種類にもなかなかてこずります。漢字の方は茱萸または胡頽子、漢検を受ける気でもない限り、苦笑いして見なかったふりです。
しかし、一応は草木を趣味としてしまった以上、種類の方は逃げるわけに行きません。ナツ、アキ、ツル、トウとグミはいろいろです。
ナツアキはすでに押さえましたが、ナワシロの花を初めてとらえました。咲いてすぐ実になるナツ・アキと違い、来年の苗代どきまでじっくりと熟す苦労人型のグミです。

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10月12日(木) ヤブタバコ

061012yabutabako_c江戸初期までの名前は猪尻草(いのしりぐさ)だったそうで、そう言えば花の様子が猪のウリ坊のお尻に見えなくもありません。
そんなかわいい名前が、タバコの普及に伴って煙たいものに変わってしまったのだから迷惑な話です。
花のつき方が、確かに煙管(きせる)のあの部分に似ています。藪に生えるのも確かです。でも、葉までタバコのそれに似ているというのは贔屓の引き倒しに思えます。まさか、乾燥させたら吸えるということは…、ないはずです。

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10月11日(水) サンショウ

061011sansyou_b山椒は小粒でもピリリと辛い、というフレーズは有名でも、その小粒のサンショウが結実する様子を知っている人は案外に少ないのではないでしょうか。
実が青いときはあまり目立たなくても、こう色づくとじつにきれいなものです。それが完熟して割れると、さらに注目の色合いです。
で、前述の「小粒」を思い起こすと、この黒い種こそがあの「ピリリ」の元と誤解しがちですが、これはヒリともしません。あのパンチの正体は、この赤い皮なのでした。

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10月10日(火) リンドウ

061010rindou_bリンドウというと、自分はまず太い茎に派手な青紫の花をビッシリつけた姿を思い出してしまうのですが、それは花屋でいう「リンドウ」を見慣れてしまったからで、野路で出会うものはかなり控えめな佇まいです。
花屋のものはたぶんエゾリンドウの系統と思いますが、リンドウと称しても嘘ではないということでしょう。
晴れた日だけ咲くので、この花を見た野歩きの記憶はいい天気と重なります。この写真も、陽射しが強すぎて色が飛んでいますが、そういう理由なのでご勘弁です。

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10月9日(月) アロニア

061009aronia_b_2アロニアで検索をかけたら、47,000件もヒットしてしまいました。そのほとんどは健康食品の関連ページなので、かなり流行中ということでしょうか。よくまあ、次から次といろんな食品が出てくるものです。
カマツカザイフリボクに似ていると言われますが、確かに見分けの手がかりは得にくそうです。
別名がチョコベリーで、この実が秋には黒く熟すらしいのに、この株はそんな気配すらありません。アロニアのなかには赤い実の種類もあるというので、どうやらそれかもしれません。

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10月8日(日) ユウゼンギク

061008yuuzengiku_b十五夜を過ぎると、さすがに秋色が深まる気がします。友禅菊の紫が、日本の秋を美しく染めてくれます。
ナァ~ンて気障っぽく決めようと思ったら、じつはこの菊、北米原産というではありませんか。なのにどうしてこんな和風の名前を…、と突っ込んだら、命名は牧野博士だそうで、どうも…。
マァ、デモォ、エ~と、きれいなものはきれい、ですよね。ハァ、別名がニューヨークアスターですか。もう、勝手にしてください。世界は一つ、植物もみな兄弟ですよ~。

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10月7日(土) ヤマジノホトトギス

061007yamajino_b10日も経ずに同じ種類を載せてしまいます。一つの名前の植物でも、これだけ見かけが違うという見本みたいに思いました。
先日のものは、花弁の折れ曲がり部分だけが紫色という色白型でしたが、きょうのものはいわゆるホトトギス模様がたっぷりです。
ただし、ヤマジノホトトギスである証拠に、花弁がほぼ水平に開いています。そしてもう一つの見分けポイントが花柱です。雌シベと雄シベからなる柱が真っ白です。ここに一切模様が入らないのが一番の特徴だそうです。

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10月6日(金) シラハギ

061006sirahagi_bシラハギは錦萩の変種だということですが、「白萩」という名は人口に膾炙していることから、一応別物としておきたいと思います。
しかし、おもしろいのはときどき「血が騒ぐ」らしいことで、このように元の色を出してしまう花があるのです。この辺がまだ変種扱いされてしまう一因でしょうか。
去年はこの先祖返りの程度がささやかなものに会えたのですが、今年はこんな「二色萩」とでも呼びたい枝を見つけました。遺伝子の楽しいイタズラを見る思いです。

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10月5日(木) オオバショウマ

061005oobasyouma_c涼しくなっても蚊はしつこいのですが、その痒みも吹き飛ぶようなうれしい一枚です。薄暗い林のなかに、純白のアーチが揺れていました。
最初これを見つけたとき、升麻類の代表である晒菜升麻(サラシナショウマ)かと思いました。しかし、よく調べたらどうやらオオバショウマのようです。
見分けの一番の根拠は名前のとおりの葉で、晒菜とは形が違うし大型です。また、晒菜と違って花に柄がない(蕾を見るとはっきり)ので、花穂が少し細めです。さあて、ご本尊の晒菜にはいつ出会えることでしょう。

<補注> サラシナショウマとは2週間後に出会うことができました。

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10月4日(水) シラヤマギク

061004sirayamagiku_bこのシラヤマギクにはずっと苦労させられ通しです。毎年写してみては、そのできの悪さにため息をつくばかりでした。
まずは林内の薄暗がりに育つので、周囲の光が不足がちです。そしてヒョロヒョロと背が高くて揺れやすいとくれば、ボケ写真は必定です。加えてこの見目の悪さです。咲いた先から花びらが不ぞろいなのです。
と、冷たい目で見がちですが、春先の若菜は食べることができ、嫁菜に対して婿菜という別名があるそうです。撮影課題をクリアした途端、次は試食が課題になりました。

<補注> 撮影に再挑戦してみました。(2011年9月8日

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10月3日(火) マルバハギ

061003marubahagi_b先日、ヤマハギを載せたときに名前だけ登場したマルバハギです。あと先にはなってしまいましたが、この季節のうちにうまい写真が撮れてひと安心です。
あらためて言うまでもありませんが、花弁だけや葉だけを見る限り、ほとんどヤマハギと区別はできない気がします。
そこで大切なポイントが花の柄になります。葉の腋から花柄がピーンと長く飛び出すヤマハギに対し、マルバハギは花の房が葉の付け根に固まります。枝もやや枝垂れ気味なので、全体的におとなしい感じがします。

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番外編 : アールデコランプシリーズ-3

061002susuki_bアールデコランプというにはかなり気がひける「侘び」の風情なのですが、せっかくシリーズ-2を先日載せたので、無理やり続けてしまうことにしました。
逆光に透かしてみたり、バッタを写しこんでみたり、ススキはいろいろ親しんできたつもりでしたが、咲き出しをとらえるのは初めてでした。

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10月2日(月) ステルンベルギア

061002sternbergia_bどう見ても、この花の色と形はクロッカス、でも今は秋だし…とつくづく見ると、おや~、この葉っぱがなんだか妙ではありませんか。
ステルンベルギアと名乗られると、その高貴さに怯(ひる)んでしまいます。だからと言ってキバナノタマスダレという和名では、今度は舌を噛んでしまいます。
たしかに、分類を見るとあの純白のタマスダレと同じヒガンバナ科ではありました。町なかで見かけることはまだ少ないですが、これが流行り出したらクロッカスと勘違いする人が増えそうです。

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10月1日(日) ゴンズイ

061001gonzui_b地味路線が続いた反省と、10月に入ったことでもあるし、などというこじつけで、ゴンズイの実をパッと持ち出します。
前に載せたときは、まだこの実が割れていない絵だったので、まるきりの繰り返しにはならないでしょう。撮影中にワタシの後ろを通ったご夫婦は、これが花か花じゃないかでずいぶん揉めていたし…。
問題の花は、実と比べると悲しいくらいに地味です。女学生時代はまるで目立たなかった少女が、今はテレビのお笑い芸人…なんていう図を思い出します。

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