10月6日(金) シラハギ
シラハギはニシキハギ(錦萩)の変種(注)だということでも、「白萩」という名は人口に膾炙していることから、一応別物としておきたいと思います。
しかし、おもしろいのはときどき「血が騒ぐ」らしいことで、このように元の色を出してしまう花があります。この辺がまだ変種扱いされてしまう一因でしょうか。
去年、この先祖返りの程度がささやかなものを見て喜んでいたら、今年はこんな「二色萩」とでも呼びたい枝を見つけました。遺伝子の楽しい悪戯を見る思いです。
しかし、おもしろいのはときどき「血が騒ぐ」らしいことで、このように元の色を出してしまう花があります。この辺が
去年、この先祖返りの程度がささやかなものを見て喜んでいたら、今年はこんな「二色萩」とでも呼びたい枝を見つけました。遺伝子の楽しい悪戯を見る思いです。
<補注> この記事掲載当時、どんな資料を見てこういう記述をしたものか、汗顔の至りです。シラハギの学名には後半に「f. alba」とあり、変種ではなく「品種」であり、「一応別物」ではなく、明らかに別種です。
さらには「まだ変種扱い」などとわけのわからないことを書いてもいます。
いっそのこと、この記事は全削除しようか悩みながら、とりあえずこのままにしておきます。(2018年10月6日)
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コメント
おはようございます。
自然がつくる源平萩ですね、平はすごく小さく発音しなくてはいけませんが・・
こんなふうに先祖がえりをするなんて、ふしぎですね。
変な話ですが、
わたしの名前は、昔、○○小町と呼ばれた曾おばあさんの名前をいただいたものだそうです。
残念なことに、先祖がえりは失敗いたしましたが、
脈々と続いている血の一端を担っているんだなぁ~と
あらためて思いをめぐらせてしまいました・・・
投稿: ブリ | 2006-10-06 08:42
ブリさんへ;
あ、話を大きく展開していただいてありがとうございます(笑)。
白萩は思い出したように戻るだけでも、
ブリさんところはきっとさらなる進化を遂げていらっしゃるのでしょう!!
投稿: はたざくら | 2006-10-07 07:56
白萩の美しさに目を見張りました。
この白さ、潔白さに自然の神秘感じました。
また、花の美しさを学びに来ます。(^o^)
投稿: けい | 2006-10-08 03:53
けいさんへ:
そうか。白萩は白を楽しむのが本当ですよね。
ちょいと横道にそれそうな自分を見つけることができました。
ありがとうございました(ぺこり)。
投稿: はたざくら | 2006-10-09 07:08