9月5日(火) ナンバンギセル
古くはこれを「思い草」と呼んでいたそうです。恋しい人を思うあまりにうつむいた風情からの連想でしょうか。
そんな慎ましやかな名前が一気に即物的なものに変わったのは江戸時代に入ってだそうで、煙草の普及もこのころだったことがわかります。思えば、戦国武将がプカプカやっている図は見たことがありません。
通常の草花感覚からは離れてやや異様な風体です.。ススキ(注1)などに寄生して、その根もとにニョロッと顔を出します。写真の1本は、ススキではなくヨシ(アシ)を宿主にしていたので、湿気も嫌いではなさそうです。
そんな慎ましやかな名前が一気に即物的なものに変わったのは江戸時代に入ってだそうで、煙草の普及もこのころだったことがわかります。思えば、戦国武将がプカプカやっている図は見たことがありません。
通常の草花感覚からは離れてやや異様な風体です.。ススキ(注1)などに寄生して、その根もとにニョロッと顔を出します。写真の1本は、ススキではなくヨシ(アシ)を宿主にしていたので、湿気も嫌いではなさそうです。
<補注1> 図鑑解説どおりにススキの根もとに生えている状態をとらえました。(2013年9月13日)
<補注2> これぞ決定版と言えそうな大群落を見ました。(2014年9月8日)
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