
ヤマハギという名前からすると、わりと質素系の姿を連想するのがふつうの感覚だと思うのです。ところが、長い柄の先に賑やかな花房が目立つ都会派の姿ですから、頭がなじむのに時間がかかります。
葉の形(ほぼ小判型)が似ている萩に
マルバハギがあるものの、あちらはこれほど花が飛び出さず、葉の脇にとどまります。
枝も、ヤマハギはその花柄と同じようにのびのびしています。鬱陶しいほどに枝垂れる
ミヤギノハギと違い、いかにも自然な姿がヤマハギの持ち味です。
<補注> 夏の姿の再掲はこちら、黄葉と実の姿はこちら、冬になっての二番咲きの様子はこちらです。
2005年のきょう<オトコエシ> 2004年のきょう<ナツメ>
コメント
こんにちは。
ああ、ハギもわからないです。
アレチノとアレチでないヌスビトハギが
実ができてきたので、やっとわかってきました。
今朝もズボンのすそに、
アレチノほうの実がべたっと付いていました。
洗濯して干すときもまだ付いていました・・・
これぐらいのものに対する執着心がわたしにもあればいいのですが・・・
投稿: ブリ | 2006-09-21 14:26
ブリさんへ:
たしかに、ハギは悩ましいですよね。
まあ、一年に一つ覚えられればいいか、と思うことにしています。
そうそう、ひっつき虫にも悩む時期ですね。
投稿: はたざくら | 2006-09-22 07:19