先日の日経新聞・春秋子がこの
オモダカのことを取り上げていて、朝からとても楽しい思いをしました。
清少納言はこれを「心あがりしたらんと思ふに」と評しているそうで、なるほど斜め上を向いた葉が高慢に見えなくもありません。しかし、植物にまで「生意気ね」と噛み付くなんて、それこそ心あがりしているように思えます。
一方で、同じくオモダカを見た棟方志功は「これが美しいというものか」と思ったのだそうで、こちらの反応の方が素直というものでしょう。
田んぼの隅を明るく輝かせていたオモダカです。
<補注> 類似種のアギナシを収録しました。(2017年8月8日)
2005年のきょう<ツユクサ> 2004年のきょう<ナツズイセン>
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