8月22日(火) オオボウシバナ
そろそろ11時、陽が高くなり、早くも花びらの縁が縮んできています。もう少し早い時間なら、名前どおりの大帽子だったのに、少し残念でした。
それでも、ふつうのツユクサの2倍以上はある大きな花です。ツユクサの変種(または園芸種)だそうで、花の大きさ以外の茎や葉はまさに「ほぼツユクサ」です。
自分の姿を保てないほど大きな花には、ツユクサの持つ野の花の可憐さはありません。この花びらは友禅の下絵描きの染料(コメント参照)に使われ、なるほどそれなら花の大きさも縮みやすさも合点がいきます。
それでも、ふつうのツユクサの2倍以上はある大きな花です。ツユクサの変種(または園芸種)だそうで、花の大きさ以外の茎や葉はまさに「ほぼツユクサ」です。
自分の姿を保てないほど大きな花には、ツユクサの持つ野の花の可憐さはありません。この花びらは友禅の下絵描きの染料(コメント参照)に使われ、なるほどそれなら花の大きさも縮みやすさも合点がいきます。
<補注1> 少しだけ鮮度の良い姿を再掲しました。(2021年9月14日)
<補注2> 広い場所にたくさん植えられていたので、下絵染料効果を試してみました。(2022年7月24日)
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コメント
一度実物を見てみたいです~そんなにおおきいのですね!
志木はいいなぁ。
オオボウシの花びらを大量に集めて紙みたいにして乾かし
(アオバナといいます)少しづつちぎって水でとかし染め物の下絵を描くときに使います。今も売ってます。蒸すと青が消えてしまうのです。昔の人の知恵はすごいです!
投稿: 葉桜 | 2006-08-22 08:34
葉桜さんへ:
専門の葉桜さんから補足コメントをいただいて、とても光栄です。
この花のことを調べるまで、下絵染料があるとは知りませんでした。
いまは化学染料にとってかわられたということだったのに、
まだ売られているというお話、とてもうれしく存じました。
投稿: はたざくら | 2006-08-22 17:50