冬に、その葉の色合いと大きさに惚れて、
花のない写真を掲載してからちょうど半年です。秋に咲くのかと思っていた花を、もう見ることができました。
ロゼット状に
伏せていた葉が高く立ち上がり、遠目には緑の塚のように見えます。その塚のなかにボンボンと紫色の塊りが目立ちます。
花は大きいし、トゲも鋭いし、葉の色もおどろおどろしいし、まさに迫力です。ただ、冬に感じた凛とした美しさは薄れた気がします。このような強烈な個性を持つ葉には、なまじっかの花は単なる邪魔者にしかなりません。
<補注> 標準和名はオオアザミと知ったものの、個人的にはマリアアザミと呼び続けます。(2021年12月)
2005年のきょう<ムラサキシキブ> 2004年のきょう<アガパンサス>
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