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6月14日(水) ヤエドクダミ

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ハタザクラ(このブログ開始の動機になった桜)の旗が八重志望の雄シベであるせいか、本来は一重なのに八重を目指した花には親近感を覚えます。
そんな訳で、ヤエドクダミに出会えてものすごく喜んだというのに、帰宅後にこの八重のメカニズムを調べたら裏切られてしまいました。
一重のドクダミの花びら(に見えるもの)はそもそも苞であり、八重の場合もシベの変形ではなく、苞なのだそうです。そう言われてよく見れば、右の花の最下部には緑色を残したひとひらがあって、その出自を示していました。

<追録> ヤエドクダミが群落を作っていました。(撮影:2020年6月3日)
200603
<補注> ふつうのドクダミの群落を載せました。(2020年6月22日

2005年のきょうブナ> 2004年のきょうガクアジサイ

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コメント

作家のいとうせいこうが「苞のある植物。しかも、それが花にしか見えない植物」が嫌いだ、とブログ(04/11)に書いてあって、そんな堅いこと言うなよ、と思ったものですが。
カラーの好きな人にドクダミと似ていると言ったら憤慨していましたが、意外に当たっていたかも。

投稿: ryoi | 2006-06-14 08:39

ryoiさんへ:
ふむふむ、なんか詐欺みたいな気がするんですかね。
正義感の強い人はたまらんのでしょう(笑)。

カラーとドクダミの相似、こりゃビックリです。
言われてみればなるほどです。
食品などで有名ブランドのコピー商品を作るとき、
パッケージの色づかい(色ごとの面積比率)を似せると、
デザインは違っていても同じに見える錯覚を利用する…
という話を思い出しました。

投稿: はたざくら | 2006-06-15 07:05

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