万年青と書いてオモトと読むのは、初めての人には無理難題です。いわゆる熟字訓で、知っていれば少しだけドヤ顔ができます。
もちろん、愛好家にとっては万年青という字面の縁起良さも魅力なのでしょう。猫足&金襴手の鉢で大事に育てているのを見かけます。
祖父がそんな数寄者の一人でした。いつも葉っぱだけの鉢がたくさん並んでいた記憶しかなかったのに、冬には
真っ赤な実をつけることを大人になって知りました。その花を楽しみに待っていたら、さすがにずいぶん渋い姿でした。
2005年のきょう<サラサウツギ> 2004年のきょう<タイサンボク>
コメント