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5月12日(金) カラマツ

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針葉樹はふつうは常緑なのに、カラマツは冬にはすっかり葉を落とします。
黄葉の唐松林を車窓越しに眺めながら飲むお酒は格別でも、春の芽吹きの下をお酒なしで散策する健康路線もまた捨てがたい味です。
線路の枕木に使われたそうで、荒々しい樹皮を見ると、たしかに頑丈な木に思えます。そんな間近での印象とは反対に、唐松林の遠景には優しさがあります。やや下がり気味の枝ぶりが作る円錐形の樹形の連続は、まるで幾何学模様です。

<補注1> マツボックリの姿を収録しました。(2012年2月14日
<補注2> カラマツの花を見ました。(2018年6月24日
<補注3> カラマツの特殊な育ち方を見ました。(2018年6月24日

2005年のきょうヤマボウシ> 2004年のきょうカナメモチ

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コメント

はたざくらさん、こんばんは。
きょうのお話を読みながら、
電車から、唐松林を見ている気分になりました。
残念ながら、お酒はいただけませんが、
松の枝があつまっているところを遠くから眺めると
ほんとに幾何学模様ですね。
ふと、青海波の着物の柄が思い浮かびました・・・

投稿: ブリ | 2006-05-13 23:12

ブリさんへ:
そうそう、青海波のあの連続する感じ!(伝わって、うれし)
残雪を背景に、若緑の三角形が山裾に波打つ景色なんですよ。
あー、旅に出たくなりますよね。

投稿: はたざくら | 2006-05-14 08:33

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