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4月30日(日) ウンゼンツツジ

060430unzentutuji_bかっわいー、などと軽薄な表現をしては大の男の恥ですが、しかし、このサイズといい色といい、ほかにどう言ったらいいものか…。
図々しく写り込んだ肌色物体は小生の左人差し指の先端です。人より多少は大きめですが、一応は手の指ですから、花の小ささがわかるはずです。
その可愛い花と比べて小憎らしいのは、雲仙には自生していないのに雲仙というその名前です。箱根にないのに箱根空木とか、近畿に自生するのに日向水木とか、厄介な仲間のうちの一人です。

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4月29日(土) ムサシアブミ

060429musasiabumi_bムサシアブミの愉快な実に出会ったのは去年の秋でしたが、春になって念願の花を見ることができました。
なるほど確かに、博物館で見かける形(鐙=あぶみ)です。どこぞの殿様ご愛用の螺鈿・蒔絵が豪華な一品とか…。そんなセレブ鐙も素敵ではありますが、こちらのシックな色合いにも惹かれます。
060429musasiabumi_2bサトイモ科らしい仏炎苞はザゼンソウなどと同じ仕組みのようですが、ムサシアブミは大きさで目立ちます。この大きさと形を見れば、鐙とした見立てに納得です。

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4月28日(金) リュウキンカ

060428ryuukinka_bカナヘビが元気に走り回る季節になりました。去年はノビルとともにここに登場してもらったのですが、今年は1カ月も早い出番です。
目が合うとこうしてフリーズしてしまうので、とても撮影しやすい被写体です。でも、握手しようとしたらさっさと逃げられてしまいました。
いや、話はカナヘビではなくリュウキンカです。いかにもカナヘビが好みそうな湿った藪のなかで、厚手で艶のある葉と輝く黄花がひときわ目立っていました。

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4月27日(木) カブ

060427kabu_b近所のビニールハウスを覗いたとき、一瞬、カブではなくダイコンかと思いました。だって、カブならほぼ全容が土から飛び出ていることになりますから。
でも、葉っぱがどうしてもカブだし、露出した根の下部は丸く収束するカーブです。ふーん、これなら老齢農家でも収穫は楽そうです。
せり・なずな…の歌でいうスズナだなんて今さら言うことでもないですが、古くは根よりも葉の方を食べていたそうです。確かにシャキッとした食感で、自分も好物です。

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4月26日(水) イヌザクラ

060426inuzakura_bハタザクラは散ってしまいましたが、こんな変な桜に出会いました。イヌと名のつく植物はあまり大事にされないものばかりですが、染井吉野を見飽きた目で見ると、とても個性的な風貌です。
桜という概念からのハズレ度ではウワミズザクラもなかなかですが、イヌザクラはあれよりさらに変態チックです。
ウワミズザクラは白い花がもっと房状に固まってきれいですが、イヌザクラはその花がまばらで、雄シベが花びらの外に長く突き出しています。なんだか、ツケマツゲが目立ちすぎるオカマさんを連想してしまいます。

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4月25日(火) オオバベニガシワ

060425oobabenigasiwa_b1この珊瑚のように赤くて大きな葉は毎年気になっていました。しかし、正体を調べきれないうちにふつうの緑色になって、こちらも忘れてしまうという繰り返しでした。
「これじゃー、いかん!」と一念発起して、今年は気合を入れて調べました。オオバベニガシワ…まあ見てのとおりの名前と言えばそうでした。
060425oobabenigasiwa_b2葉に気をとられますが、花もなかなかコケティッシュです。おとといのコウゾはウニでしたが、こっちは8本の足を広げてイイダコみたいです。これでも雄花なのだそうです。

<補注> 雌花の姿はこちらです。(2007年4月25日)

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4月24日(月) シラユキゲシ

060424sirayukigesi_b1去年はじめて知った花なのに、縁あってウチで鉢植えを育てることになりました。
060424sirayukigesi_b2冬を越して、ハート型の特徴的な葉が1株から5枚ほど展開し、真んなかから蕾があがってきました。花と葉を並べて写し込もうと思っていたら、開花の日には花茎がグーンとのびて、一緒に写ってくれません。
シラユキゲシというよりは淡雪みたいな花びらも表現したいし、かわいい形の葉も入れたいし、とりあえず写真2枚で逃げることにしました。再挑戦が必要です。

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4月23日(日) ヒメコウゾ(雌花)

060423himekouzo_b不思議な花はいろいろありますが、このコウゾはかなり上位ランクの奇妙さです。どうしてウニが木についてるの?てな感じです。
楮(こうぞ)は和紙原料だと小学校あたりで習ったものですが、姿は知らずにいました。去年の夏に宝石のような実を見つけたときは、ちょいとした感動でした。
この木は近くの学校の校庭にあるのですが、たぶん楮と知っている人は少ないと思います。この夏こそ、あの美しい実を独り占めして、おいしさをここにレポートしましょう。

<補注1> このあと、雄花の開花もとらえました。(2006年5月4日)
<補注2> 掲載当初はこれをコウゾとしていましたが、ヒメコウゾに訂正します。(2010年6月.27日)

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4月22日(土) ブルーベリー

060422blueberry_b去年、実をつけているのを見つけてから始まったブルーベリー観察ですが、やっと花を写すことができました。
今はドウダンツツジが花盛りの時期ですが、壷型のこの花だけ見るとよく似ています。しかし、木の雰囲気(枝の張り方)や花の数はブルーベリーの方が控えめで、間違えることはなさそうです。
夏には紺色や紫色の実、冬にはピンクがかった赤の紅葉、そして春にはこんな白い花が楽しめます。「ブルー」ベリーは、じつは「カラフル」ツリーでもありました。

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4月21日(金) クワ→ヤマグワ

060421kuwa_b硝子細工かアクリルのオブジェのような花を見つけました。
展開し出した葉には切れ込みが見られるので、桑であることはわかるのですが、マグワかヤマグワかがむずかしいところです。
060421kuwa_c同じ木には、これと違う、房が垂れた花もあって、どっちがどっちか不明ですが、雌花と雄花のようです。
桑は「雌雄異株、まれに同株」で、運良くその「まれ」にあたりました。

<補注> 古い記事には冷や汗が出ます。「マグワかヤマグワかがむずかしい」と書いていますが、葉先と花柱が長いので、これはヤマグワでOKでしょう。また花の雌雄は、上の写真が雌花、下の写真が雄花です。(2013年4月21日)

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4月20日(木) タチイヌノフグリ

060420tatiinu_b小さいことのたとえで「米粒みたい」と言いますが、この花はその米粒よりもさらに小型です。しかもこのように葉に埋もれて咲くので、かなりの地味さです。
タチイヌノフグリの名前どおり、茎は地面からスッと立ち上がるのですが、せいぜい10㎝ほどの草丈ですから、目立つ訳がありません。
オオイヌノフグリをそれだけ見ていると、どうしてこんな小さな花が「大」なんだろうと不思議に思いますが、ほかのイヌノフグリ類の小ささを知れば納得です。

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4月19日(水) オニタビラコ

060419onitabirako_l_bこれを見つけたとき、思わず「あったー!」と叫んでしまいました。今月14日にコオニタビラコ、翌日ヤブタビラコを載せたので、どうしてもこの春のうちにタビラコ(田平子~トリオを完成させたかったのです。
さすがトリオの長兄だけあって大物です。葉もデカデカですが、そこから伸びた茎(黄色囲み)が60~70㎝もあります。
その茎や葉にはザラザラと毛が目立ちます。草姿の大きさや感触の荒さが、まさしく鬼の名を冠した名前にぴったりです。
060419onitabirako_fl_b花と葉の間がものすごく間延びするので、横長写真には納まり切りません。そこで仕方なく、花だけを別写真にしました。

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4月18日(火) イロハモミジ

060418irohamomiji_bこれを撮影中、うしろでご夫婦が立ち止まってゴショゴショと…。

妻 : なにあれ?
夫 : 花かな。赤いのさ。
妻 : うそー?! モミジでしょ、これ?
夫 : うん、でも花だよ。たぶん…。

旦那ァ、かっこいい。たぶん、じゃなくて花と言い切れば、もっと良かったけど。
でも、サクラとチューリップしかわからぬオトーサンが多いなか、モミジに花がつくと思える男性がいたのはうれしかったです。奥さん、旦那の言うこと信じてあげてねェ。

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4月17日(月) エノキ

060417enoki_fなんとまあ、わかりにくい写真なんだと自省しつつ、「本当にわかりにくいんです」と言い訳させていただきます。
三本榎などと里程標にもされた大木のエノキですが、花は虫眼鏡がないと作りがよく理解できません。しかし、盛大に花がついているので、遠くからでも枝先が白緑色に霞んでいるのは美しい眺めです。
枝の先端につくのが両性花で、モコモコした部分がメシベのようです。
060417enoki_mその下側(基部)につくのが雄花で、こちらは十字型に開いた4本のオシベがくっきり判別できます。

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番外編 : 祝・2周年

060416yaezakura_bそう言えば、きょうがこのブログを始めて丸2年が経った記念日であることをコロッと忘れておりました。
自前のお祝いは、ハタザクラではなくヤエザクラにしました。ブログを始めたきっかけである旗桜と入れ替わりのように咲き出す八重は、一枝そのままがまるでブーケかコサージュのようで、じつに豪華です。
ココログベーシックの容量がなくなるまで、と思っていたのに、ニフティさんが大盤振舞い(無料でディスク容量約2GB)してくれたおかげでやめる理由がなくなってしまいました。とりあえず、目指せ3周年!!

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4月16日(日) ツルニチニチソウ

060416turuniti_bお洒落なおウチが近所に増えるのはうれしいものです。それぞれの小さな工夫が、街にエスプリを加えてくれるように思います。
これは胸丈ほどの塀なのですが、白壁のところどころにあけた穴に、こうやって小鉢をはめ込んでいます。
上部空間がないので、植えるものが制限されますが、ツルニチニチソウはまるでこの仕掛け専用のような顔で収まっています。ふつうに見ると少しさびしく感じる花色の青も、心なし明るく映えているように感じました。

<補注> 葉の大きさ(花に比べて小さく見える)から、これはヒメツルニチニチソウかもしれません。今となっては確認ができないので、この記事タイトルは不確定です。(2009年5月19日)

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4月15日(土) ヤブタビラコ

060415yabutabirako_bきのうの子鬼田平子につなげて、きょうはヤブタビラコです。
じつはこの写真は隣家の塀際で、コンクリートの割れ目から毎年しぶとく出てきます。なんだろうとは思いつつ、いつもうっちゃっていたのですが、今年は子鬼田平子を特定できたおかげで、こちらのこともはっきりしました。
子鬼より背丈がありますが、何よりも葉が立ち上がっているので、図鑑で悩むよりも現物を比べれば一発という感じでした。あとはぜひ鬼田平子を見つけたいものです。

<追記> 幸運にも、オニタビラコは4日後に掲載できました。

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4月14日(金) コオニタビラコ

060414koonitabirako_b春の七草でいうホトケノザは、じつはこのコオニタビラコ、という例のややこしい話の張本人がこの子です。
確かに、現代でいうホトケノザはやや筋張ってまずそうですが、これならゆがいて食べられそうです。根生葉で冬を越し、春になるとどんどんと若葉を出します。
田平子の名前はその姿から一目瞭然で、まだ起こしていない田の面にベタッと貼り付いて見えます。子鬼というからにはそれ以外の田平子もある訳で、この春に全部比較できるといいのですが…。

<追記> 「それ以外の田平子」たち ● オニタビラコ ● ヤブタビラコ

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4月13日(木) スズメノテッポウ

060413suzumenoteppou_b6日の千本「槍」の次をこれにしたかったのですが、急なリクエストがあって順番が狂いました。1週間お待たせの雀の「鉄砲」です。
この花穂をスポンと抜き去った茎が銃身、花穂はお掃除道具、つまり鉄砲とはいっても火縄銃なのですね。
しかし、雀さんはなかなか物持ちで、鉄砲のほかにもあれば、帷子(かたびら)もあります。スズメノエンドウもあればスズメノヒエなんていうのもありました。これだけあれば、あとは雀の蔵が必要になりそうです。

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4月12日(水) アンスリウム(オオベニウチワ)

060412anthurium_bアンスリウムを載せるのは、本来はもっと気温の高い時期が適切かと思います。
たまたま切花で一度に4種類を入手できたので、アンスリウム見本帳みたいなつもりです。もっともそれぞれの名前は調べていません。いろんなバリエーションがあるということだけにとどめておきます。
一番よく見るのは仏炎苞が赤い右端のものでしょう。オオベニウチワという別名もこれに由来していそうですが、大きさは緑のものが21㎝×30㎝と巨大でした。

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4月11日(火) ゲンゲ(レンゲソウ)

060411renge_bきのう載せたヤハズエンドウ(カラスノエンドウ)と色合いがかぶってしまいました。ゲンゲ、いわゆるレンゲソウです。
二つが似ているのは花色だけでなく、マメ科特有の花の形もそっくりです。背丈や羽状複葉の姿も似ているし、根に根粒バクテリアのこぶがあることも共通の特徴です。
それなのに、片やどこにでも跋扈して邪魔もの扱いにされ、こちらは郷愁を誘う稀少種として珍重されます。やはり控えめが美徳という教訓なのでしょうか。

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4月10日(月) ヤハズエンドウ(カラスノエンドウ)

060410karasu_bそれぞれの時期になると一気に目立つ植物は多いのですが、ヤハズエンドウ(カラスノエンドウ)はその代表の一つです。
根生葉で冬越しはしているらしいのですが、ぜんぜん目につかなくて、それが少し暖かくなるとワサワサとそこら中を占領します。
四角断面の丈夫そうな蔓がのび、羽のような葉が展開し出したと思ったら、あっと言う間に開花です。先月下旬からポツリ・ポツリと増え出した花が、もうこれだけ並ぶようになりました。来月中旬には結実です。

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番外編 : はたさくらまんじゅう

060409manju_b_2いつかは載せたいと思っていた「はたさくらまんじゅう」です。
志木市内の5軒の和菓子屋さんが、それぞれの製法で競作しています。お味がもちろん微妙に違いますが、値段も消費税の載せ方で違いがあります。焼き鏝の模様もそれぞれだし、包んでいるビニールのデザインも違います。
5軒ぜーんぶ、しっかりチェックしてみました。みんなの評判は必ずある1店に集中するのですが、やはりこの評価は不動でした。写真はそのお店のものです。

<開花情報> きょうの日曜、風はありますがいい天気に恵まれて、ハタザクラは八分咲きといったところです。お出かけの方は、「はたさくらまんじゅう」をどうぞ!

<お断り> 残念ながら、先年、上記の「評判」のお店(八百國)のご主人が突然亡くなり、お店は閉めてしまいました。また、自分的には次善だと思っていたお店(万葉)も、こちらは店主ご夫婦がご高齢のために店仕舞いしてしまいました。
あと、ハタザクラの近くにある和菓子屋で「はたさくら最中」というのを売っていて、餡のなかに入った塩漬けの桜がちょっとオツです。これ、たぶん、ハタザクラではないとは思いますが…(2012年春・記)

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4月9日(日) レンギョウ

060409rengyou2畑脇の道を自転車で走っていたら、妙な姿が網膜に残ったのであわててバック・バックです。誰かが酔狂にこんな姿にこしらえたわけではなく、ほかの枝もかなり盛大に垂れていました。
レンギョウにはチョウセン連翹・シナ連翹という仲間があるのですが、この枝垂れ方は純正(?)の証です。
支那はほぼ垂れず、朝鮮もこれほどには湾曲しません。あとは花を見れば、連翹の裂け方が一番浅く、ほかの二つはもう少し深く割れ、やや鋭角的な雰囲気があります。

<記事内容の訂正および追加 (2011年4月27日)>
上の写真を見ると、花と葉が一緒に出ています。レンギョウかどうか怪しい疑いが出たので、今年、同じ場所に行ってみました。枝の髄、葉の鋸歯などの特徴から、これは残念ながらチョウセンレンギョウだったことがわかりました。
そこで、上の記事は訂正し、古い写真(下、2005年撮影)ですが、こちらは純正レンギョウだと思うので、追加掲載しておきます。
060409renngyou_hanaシナレンギョウは開花と葉の展開時期が極めて接近しているのに比べ、ふつうのレンギョウとチョウセンは花がピークを終えてから葉が出始めます。したがって、このように「まっ黄色」を楽しむことができます。
そんな花だけのときにふつうのレンギョウとチョウセンを比べると、「ふつう」の方が花弁の裂け方が浅く、かつ一枚の裂片が丸々と太めです。

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4月8日(土) ムシクサ

060408musikusa自分ではこの春の課題と思っていたムシクサです。寒いうちから血眼で近所を探し回り、畑と用水の間にこの株を見つけました。
それからは、つぼみがつくのを待ち、その花がうまく開く時間を確かめ、ようやくとらえた一枚です。
株は地を這うようなものだし、花は3㎜ほどの小ささです。4裂した花びらの中に、1本のメシベと2本のオシベが見えます。ムシクサの名前の由来である虫こぶが、このあとうまくついてくれるといいのですが…。

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4月7日(金) スモモ

060407sumomo_bいかにもバラ科の花らしい姿です。桜とは間違えないでしょうが、梨や林檎との見分けは大丈夫とは言い切りにくいところです。
感覚的な違いで言うなら、これらのなかでスモモが一番凛として見えます。花びらの白さや硬さがそのイメージのもとでしょう。
そう言えば、李下に冠を整さずという成語もそのイメージに影響しているかもしれません。李下に冠を整さず、瓜田に履を納れず、背筋を伸ばして、シャキッと生きていかなくてはなりません。

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4月6日(木) センボンヤリ

060406senbonyari_b春の七草をそらんじることはできても、賤ケ岳の七本槍は加藤清正しか思い出せなくて、情けないことです。千本槍という物騒な名前から、つい妙な反省です。
でも、千本の槍にたとえられるのは秋の閉鎖花で、この春花からは槍などまったく連想できません。春秋で違う花をつける変わり者です。
花は人差指の先くらいです。背丈も春は低くて、10㎝少々しかありません。これが秋になると花茎が30㎝以上になり、たしかに槍が林立したような感じになります。

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4月5日(水) ミケリア(ミケリア・マウダイエ)

060405michelia_b両手をお椀型に丸めたのがタイサンボクの花の大きさだとすると、これは拳をゆるく握ったくらいです。花冠の大きさよりは花つきの良さで勝負するタイプです。
景色が真っ白で驚くものにナンジャモンジャがありますが、このミケリアを遠くで見つけたときも似たようなつぶやきをしてしまいました。
同じ属には、ほかにミケリア・○○というのがいくつかあるようです。したがって、この木は正式にはミケリア・マウダイエ(maudiae)と呼ばなくてはなりません。

<補注> 実を付けた様子はこちらです。(2013年9月16日)

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4月4日(火) ヤブレガサ

060404yaburegasa_bお化けだぞー、と風呂敷をかぶって遊んでいた娘たちを思い出してしまいます。もはやあれから四半世紀です。
個人的な感慨からすればオバケグサと呼びたいところですが、正しくはヤブレガサ(破れ傘)です。若葉の今の時期しか、その名にふさわしい姿を見せません。うまく出会うことができました。
これからすぐに傘が開いて手のひら状に大きくなって、夏にはボロギクみたいな白い花をつけるのですが、そうなると特徴が薄れます。ほぼ瞬間芸の名前です。

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4月3日(月) ムクゲアカシア

060403mukugeakasia_bおや、こんなところにミモザが、と覗きこんだら葉っぱが変です。いやいや、変なんていったらこの木がかわいそうで、知らなかった方がいけないのです。
調べたら、へえ、ムクゲアカシア。どうしてムクゲなのか、よくわかりません。ムクゲの葉にはギザギザがあるし、こんな色でもありません。
そもそもこのアカシア系はややこしくてかないません。ミモザと呼んでいるギンヨウアカシアフサアカシアも見分けにくいし、ニセアカシアなんていうのもある始末です。

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番外編 : ネコな二人

060403neko2用水のフェンスに守られているせいで、カメラを向けてもぜんぜん平気です。
「野暮なヤツだなあ、早くあっち行けよ」と思っているんでしょう。失礼しました。

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4月2日(日) ニリンソウ

060402nirinsou_bてっきり前に載せていたつもりで忘れているものがあり、春の代表スターみたいなニリンソウが今ごろ登場です。
山野草の中では有名だし見かけやすいのですが、名前どおり一株に二輪とも咲いている状態は案外にとらえにくいものです。
種の保存のための開花ですから、一度に両方咲いてしまうのは単なる見栄っ張り(?)か無鉄砲なヤツということでしょう。画面左側の株、自分としては貴重映像なのですが、植物的には問題児くんかもしれません。

<補注> 二輪揃い咲きについての上の記述はやや観察不測(時期が早過ぎ)でした。花の盛りの時期には名前どおりの姿がたくさん見られました(2007年春)。

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番外編 : 柳瀬川・4月1日花見の図

060401yanasegawa_b天気晴朗にして風穏やか、きょうはまさしく花見日和です。おかげで、ふだんは人っ子一人いない柳瀬川岸もこんなに賑やかです。
右手に見える桜のトンネルの下が土手道で、人・人・人で銀座並みです。
きょうはこのまま好天のようなので、この人々が退散なさってから、ゆっくりと夜桜を楽しむことにします。

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4月1日(土) アブラチャン

060401aburatyan_bきのうのクロモジと同じではないかと非難が出そうですが、しっかり別で、こっちはアブラチャンです。比べやすいように続けました。
かなり冗談っぽい名前ですが、チャン=瀝青(アスファルト)のことで、実や樹脂がかなりベトベトであることを想像させます。
クロモジと同じでクスノキ科・雌雄異株ですが、このアブラチャンの花からは白い雌シベが飛び出して見えます。どうやら雌株のようですが、この木で秋に実を確認できればはっきりします。

<補注> アブラチャンについての過去記録を一覧にしました。(2016年3月20日

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